朝6時にスタート。薄曇りの中、湯ノ平コースをひたすら登る。火山館(浅間神社)7時50分、賽の河原8時26分、避難壕9時35分、前掛山9時57分到着。正面に見える浅間山(釜山)からは薄く蒸気が上がっていた。この程度で入山規制なんて厳しすぎるのでは?と思った。土曜日というのに他に登山者はほとんどいなかったし、ガスが出て視界も良くなかったからロープの規制線を越えて釜山まで行ってみたい誘惑にかられた。幸か不幸か乗り越える勇気(?)がなく行かなかったが、今は行かなくて正解だったと思っている。もし行っていたらルール破り、マナー破りの快感に目覚めてブラック登山者になってしまったかもしれない。その後はずっと真面目な(小心者)登山者です。
前掛山では記念写真を撮ってすぐ避難壕まで下り、ゆっくり昼食を食べた。10時55分に下山開始し、14時5分に登山口に戻った。帰路、温泉に入ったかもしれないが記憶にない。もしかしたら店の開店時間に間に合うように直帰したかもしれない。
この山行の最大の収穫は、多くの高山植物と出会えたことだ。ママさんが教えてくれたこともあり、名前は分からないまま花の写真を撮りまくった。おかげでこれ以降の山行では花の写真を撮る習慣がついた。下山後、ポケット版の草花辞典を買ったのは言うまでもない。もっとも未だに花の名前はろくに覚えていないし、撮影技術も下手なままだが、ただ登るだけじゃない山の楽しみを見つけた意義ある山行となった。
写真1:前掛山への稜線
写真2:前掛山
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