勝原コースの登山口を5時29分にスタート。元スキー場のゲレンデをひたすら登る。かなりの急登だ。カドハラ桜坂というらしい。高度を上げるにつれて花がいっぱい出てきた。さすが花の百名山だ。相変わらず花の名前は分からないが、写真だけは撮る。シャクナゲ平なるところも通ったのだけれども、シャクナゲには気付かなかった。時期が早かったのか?8時18分に祠のある山頂に着いた。
山頂からは雪を纏った白山連峰がよく見えた。いずれあの山にも登らなくてはならない。遠くに北・中央・南アルプス、御嶽山なども見えた。8時38分に下山を始め、同じコースを下って10時46分に登山口に戻った。後から考えると、もっとゆっくり歩いて花や展望を楽しむべきだったが、当時はピークハントが目的で山を楽しむ余裕がなかった。
荒島岳登山の後、恵那山に登るつもりで登山口の神坂峠頂上駐車場まで来た。17時頃着いて、車の外で缶ビールを飲みながら夕日を眺めていたら、若い男性が一人山から下りてきた。聞くと、途中から残雪で夏道が消えてしまっており、ルートが分からなくなったので引き返してきたらしい。自分は初心者だし、地図とコンパスによるルートファインディング技術など毛頭ないので、早々に恵那山登山は断念し、翌日栃木に戻った。あの男性に会わなかったら翌日恵那山に入って、夏道が消えても闇雲に特攻して道迷い遭難していたかもしれない。今となってはあの男性に感謝しなければならない。恵那山は2年後の2010年6月に初登頂した。
写真左:荒島岳山頂
写真右:麓から
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