山頂からの展望は素晴らしかった。目の前の南斜里岳、昨日登った羅臼岳のある知床連山、眼下に清里の広大な平野とその先に広がるオホーツク海。しばし絶景を楽しんだ。シーズンとあって登山者が多かったが、その中にほとんど行動が同じだったアラカン女性がいた。頂上で話をすると、50日前に宮崎から軽のライトバンで北海道に来て、車で寝泊まりしながら北海道中の山を登っているという。役所を定年退職したのを機に、それまで登れなかった山三昧をしているのだとか。羨ましいのと同時にその行動力に頭が下がる。ふと自分の退職後はどうなるだろうと思ったが想像できなかった。8時7分に下山開始。下りは新道を降りた。熊見峠を過ぎると展望はなくなり、10時54分に登山口到着。そのまま今日2座目の雌阿寒岳に向かった。
それにしても斜里岳の自然は素晴らしかった。花の百名山に恥じないさまざまな花々。変化のある滝の数々。そして山頂からの大展望。遠征の後半は天気に恵まれなかったこともあり、今回の8座の中で一番印象に残る山行となった。
写真左:斜里岳遠景
写真中:滝また滝を行く
写真右:斜里岳山頂
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