素晴らしい槍〜穂高の稜線を眺めながら昼食を取り、12時53分に山頂アタックに出発。急登をゆっくり登って14時27分に山頂に着いた。快晴の360度の大展望を楽しんだ。目の前に槍穂高の稜線、笠ヶ岳も見える。それにしても大キレットのえぐられ方はどうだ。いずれ大キレットを歩かなければならないが、あんな危なそうな稜線を歩けるのだろうか、と不安になる。30分ほどのんびりした後、下山開始。ゆっくりゆっくり降りて、常念小屋に泊まった。シーズン中の週末にもかかわらず、小屋はそれほど混んでいなかった。
翌朝は雲がやや多く、きれいな日の出はみられなかった。朝日が槍〜穂高の山腹に当たって輝いてはいたが、モルゲンルートではなかった。7時に下山を開始。花を楽しみながらゆっくり下山して10時26分に登山口に戻った。鹿島槍ヶ岳に続き北アルプス核心部の山に登り、いよいよ百名山のハイライトが近付く予感のした山行だった。帰路、温泉に寄ったような気がするがはっきり覚えていない。
その後、常念岳は2011年6月に師匠と燕岳〜大天井岳〜常念岳を一泊二日で縦走した折り、再登頂した。このときは槍穂高の稜線には雪が残っていて、夏山と違う顔を見せてくれた。また、2015年8月日本横断の途中、9日目に常念乗越でテン泊した。韓国人の若いソロ女性がいて一緒に焼酎を飲んだ。翌日も快晴でモルゲンロートが見られて良かった。槍穂高の素晴らしい稜線を満喫しながら常念岳を越え、蝶ヶ岳に向かった。山好きママさんは常念岳が殊のほかお気に入り。また登りたいと言っていたが、実現しないままになってしまった。
写真左:常念岳山頂
写真中:横通岳からの常念岳
写真右:槍穂高の稜線
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