天気は上々、9時27分室堂を出発した。緑と茶色とグレー、それに白色の山肌のコントラストがきれいだった。登山道ははじめ緩やかで歩きやすかったが、次第に傾斜は急になる。一ノ越では大勢の登山者が休憩していた。ここからはガレ場の急登となり、喘ぎながら登って11時8分ようやく雄山に着いた。せっかくなので山頂に上がり頂上本殿に参拝した。たまたま撮影クルーがいてモデルらしき若い女性も一緒に峰本社の前に座り、オレンジ色の派手な装束の神主の祝詞を聴き、お祓いを受けた。ローカルテレビ局の撮影だったのだろうか。
雄山を離れ、奥大日岳や剱岳の展望の良い縦走路を歩くと大汝山に11時54分に着いた。この辺りで30代自衛官のKさんと知り合い、剱岳まで一緒に行くことになった。富士ノ折立には12時11分に着いた。後立山連峰の稜線が長く伸びている。正面に剱岳を眺めながら気持ちの良い縦走路を歩き、別山に着いた。目の前に聳える剱岳に見惚れてしばし立ち尽くした。この後も何回か立山を訪れていて、都度別山から剱岳を眺めるが、別山からの剱岳が一番好きである。写真を撮りまくった後、剱御前小舎を経由し、剣沢を下って予約していた剣山荘に15時20分に着いた。
立山にはその後3回登った。2015年8月日本横断の際、剣沢キャンプ場から五色ヶ原に向かう途中、初回と逆方向で通過した。2016年7月には奥大日岳登山のついでに登った。このときも初回と逆方向で立山三山を歩き、浄土山経由で室堂に降りた。2017年7月は初回と同じルートで訪れた。不思議なことに立山では4回とも好天に恵まれ、素晴らしい展望をいつも堪能できた。相性が良いのだろうか。次は紅葉の季節に裏剱と一緒に立山に登りたいとおもっている。来年あたり実現できれば良いが、、、、
写真左:雄山
写真中:大汝山
写真右:富士ノ折立
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