韓国岳登山口の駐車場は満杯だったので、なんとか路駐場所を確保し、15時に登山スタートした。こちらも昔なじみの山なので火山礫の登山路を速足で登り、16時10分に霧島連山の最高峰、韓国岳に到着した。少し霞んでいたので、新燃岳、高千穂峰はくっきりとは見えず残念だった。山頂で他の登山者とおしゃべりをした後、16時23分に下山を始めて17時2分に車に戻った。これまた駆け足登山であった。
ところでこの日の昼前、家族で韓国岳山頂を目指していた小学5年生の男児が一人で先に行った後、行方不明になっていた。自分が登ったのは午後遅くからだったが、下山する頃、ヘリの音が聞こえていた。また登山口付近の人の動きが慌ただしかった。その時は知らなかったのだが、故郷への移動中、ラジオで行方不明のニュースが流れてきて男児の遭難を知った。結局、男児は2日後に死亡が確認された。韓国岳山頂から登山口と反対側の登山路の途中で滑落し、低体温症で亡くなったという。
故郷が鹿児島なので霧島は小学生の時分から遠足でも登っていたし、中学の修学旅行では高千穂の峰に登り、温泉旅館に泊まった。北九州に住み始めてからも何度か来ていた。2010年5月に同僚Yさんと韓国岳に登った。2013年3月には霧島連山の高千穂峰と矢岳にも登った。宿題は高千穂峰〜韓国岳〜大浪池の縦走である。新燃岳、中岳に登れるようになったら実現したいものだ。今年、中学の古希同窓会があったのだが、近いうちに修学旅行で泊まった霧島の温泉旅館で同窓会をやろうという話が纏まった。こちらも楽しみである。
写真左:韓国岳山頂
写真中:韓国岳から新燃岳、高千穂峰
写真右:高千穂峰から韓国岳(2013年)
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