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翌朝6時27分に登山スタート。淀川小屋まではほぼ平坦。その後勾配がきつくなり、登り終えるとフラットな小花之江河、花之江河に着く。投石平を過ぎると視界が開け、宮之浦岳の山頂も見える。最後の急登を登り終えると山頂に着いた。8時57分到着。
快晴で360度山々山の大展望を楽しんだ。桜島も見えるそうだが、そこまでは分からなかった。目の前には永田岳。折角なので行ってみる。一旦下ってから登り返す。山頂からはどーんと聳える宮之浦岳が目の前に見える。十分堪能したので宮之浦岳に戻り、11時24分に下山開始。栗生岳を過ぎたあたりでツツジを見つけた。淀川登山口には14時48分帰着した。帰路、紀元杉を見物した後、なごりの松原公園付近でテン泊。翌朝、フェリーで鹿児島に帰り、次の山、大山に向かった。
宮之浦岳に初めて登ったのは1973年5月のこと。山はまったくの素人だったが、勤め先の先輩に連れていってもらった。今はない小杉谷荘で一泊。細かいルートは覚えていないが、途中で現役のトロッコの線路も歩いたし、花之江河は覚えている。かなり標高の高いところでテント泊。寝ていたら鹿か猿がやってきた記憶がある。風が強かった。下山後、民宿で一泊という日程だった。この経験は強烈で、山好きになるキッカケになった登山だった。今と違い、縄文杉には柵もなく近付いて直接触った記憶がある。当時は今ほど観光客が入っていなかった。当時の写真を見ると山頂の看板が今のものとは全然違うことが分かる。
2014年5月には当時所属していた山の会のメンバーと登った。このときは宮之浦岳だけでなく、九州百名山の太忠岳、黒味岳、永田岳、愛子岳、モッチョム岳にも登って屋久島を満喫した。それに海中温泉も楽しんだ。屋久島は登山も観光も楽しめる。次は時間をかけてじっくり両方とも楽しんでみたいものだ。
写真左:宮之浦岳山頂
写真中:永田岳から(2014年)
写真右:1973年の写真
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