今度は師匠とリベンジ登山である。笹ヶ峰の駐車場で前泊し、翌朝7時7分に出発した。前回より雪は深いが、締まっているので格段に歩きやすい。十二曲がりから急登を登り、富士見平に出る。じきに火打山、焼山の白い頂が見え、高谷池ヒュッテに着く。天狗ノ庭を過ぎ、2年前敗退した尾根をワカンで登っていく。前回より雪が締まっているうえ、ワカンなので格段に歩きやすい。登山者は多いが、自分たち以外はみんなスキーを履いてグイグイ登っていた。最後の急登を登り終え、12時43分に火打山到着。
頸城山塊の最高峰だけあって山頂からの展望は素晴らしかった。苗場山、手前に明日登る妙高山、高妻山、乙妻山、遠くに北アルプス北部の稜線、目の前に焼山とその奥の雨飾山への稜線がつながっていた。13時7分絶景に別れを告げ、高谷池ヒュッテまで下山。そこから茶臼山を経由して今日のテン場、黒沢池ヒュッテに15時14分到着。雪の上にテントを設営し、明日に備え早めに就寝した。
残雪期の締まった雪の上をワカンで歩くのは快適だったし、快晴で風もほとんどなかったことも幸いして火打山リベンジは大成功だった。その後火打山に来る機会がなかったが、焼山が宿題で残っている。次は紅葉の季節に高谷池ヒュッテをベースキャンプに、火打山〜焼山往復と妙高山往復をしてみたいと思っている。
写真左:高谷池ヒュッテから火打山
写真中:火打山山頂
写真右:焼山方面
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