展望がないので15時35分に山頂を折り、肩で30分ほど休憩して下山開始。カールルートで黒部五郎小舎に向かう。時々霧が晴れて見事なカールを楽しんだ。稜線から急坂を下り、カールの中を歩くが思ったより小舎は遠かった。ほぼコースタイム通りでようやく17時24分に着いた。小舎は閉まっていて、冬期小屋らしい三角屋根の小屋があり、裏手に二階につながるハシゴがあった。積雪期の出入り用のようだ。テン泊するつもりだったが、小屋を使わせてもらって快適に眠れた。
2013年10月に師匠と新穂高〜三俣蓮華荘(泊)〜高天原〜太郎平小屋(泊)〜黒部五郎岳〜三俣蓮華荘(泊)〜新穂高の縦走をした折り、黒部五郎岳を再訪した。いくらか冠雪していたものの、快晴で初回には得られなかった大展望を楽しんだ。2015年8月の日本横断では薬師峠から黒部五郎岳を経由し、黒部五郎小屋でテン泊した。このときも展望が良く、テン場では素晴らしい夕日が見られた。黒部五郎岳はあちこちの山から見ることができるが、一番好きなのは三俣蓮華岳からの山容。雪の黒部五郎岳も見てみたい気がする。
写真右:黒部五郎岳山頂
写真中:三俣蓮華岳から(2015年)
写真左:黒部五郎岳南側カール(2015年)
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