![]() |
![]() |
![]() |
二日目。ヘッドランプを点け5時ちょうどに出発。三伏山ではまだ暗かったが、本谷山のあたりで空が明るくなり、塩見岳がよく見える。しばらく樹林帯の中を歩き、急勾配を登り、塩見新道に合流するとじきに塩見小屋に着いた。もちろん閉まっている。森林限界を越え、ガレ場から急な岩場を慎重に登る。天狗岩をトラバースして最後の急な岩場を登り、8時20分西峰に着いた。
写真だけ撮り、東峰に向かう。360度の大展望に見惚れる。富士山も雲の上にくっきり浮かんでいた。塩見岳は南アルプスの中心にあるのでほぼ全部の山が見えた。絶景を見ながら昼食を取り、8時53分に下山開始。滑落しないように細心の注意を払いながら急な岩場を下る。ほとんど休憩なしに下り、11時42分に三伏峠に戻った。テントを撤収して12時27分出発し、ゲートに14時33分に戻った。今日の移動距離は19km。よく歩いたものだ。かなり疲れた。今回は出会わなかったが、中には日帰りする強者もいるそうなので感心するしかない。
2015年8月日本横断の途中、熊ノ平小屋から三伏峠まで歩いた際に塩見岳に再登頂した。北荒川岳を過ぎると北側斜面の塩見岳がよく見えて、稜線歩きが楽しかった。このときは北俣岳分岐から蝙蝠岳を往復したので、東南の蝙蝠岳からも塩見岳を眺めた。西側の本谷山からの塩見岳も含めてどこから見ても塩見岳は素晴らしかった。それにしても塩見岳は深い。今度は仙塩尾根を北向きに歩いてみたいものだ。
写真左:西峰から東峰
写真中:三伏山から
写真右:蝙蝠尾根から。右は北俣岳(2015年)
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する