ほぼ満車に近い駐車場でかろうじてスペースを見つけ、ヘリがホバリングしているところを見ると、登山口から2〜300m離れた斜面に大勢の人(警官、消防士)がいるようでした。こんな場所での事故にしては人数、救急車の台数が多いし、ヘリまで参上とはものものしいし、てっきり何かの訓練かな、と思って少し離れた登山道を通って登ろうとしたら、追いかけてきた警官に「その先で事故があって救出中なので行かないでください」と言われて、慌てて引き返しました。
「まさか、こんなところで事故が起きるとは」がまさに今起きていました。ここは、登山というよりハイキング、ピクニックという方が似合っている低山です。なので登山靴はともかく、スニーカーなどは良い方でヒールのついた靴を履いて歩く人もいるような山(丘?)です。事故があったとされる場所は斜面ですが、特に歩きにくい場所ではなく、事故の内容はまだ発表がないので不明ですが、おそらく「下りでの転倒」ではないかと思われます。
緊急事態宣言下、近場の軽登山、ハイキング程度は許容範囲ではないか、と私自身も思っていますが、事故は山の難易度に関係なく発生し、ひとたび発生すると多くの救急資源、医療資源が費やされ、本来の新型コロナウィルス患者への投入が毀損されるリスクがあることを目の当たりにしました。
このような低山での事故を見聞きして、
・自分はこんなヘマはしないから関係ない
と思うか、はたまた
・こんな低山でも事故が起きるのだからいっそう気をつけよう
と思うか、人により判断は分かれるところですが、慢心することなくリスク最小化(ゼロ化は不可能)を図り、安心・安全登山を目指したいものです。
写真左:事故現場
写真中:事故現場
写真右:待機中の救急車
※5月14日追記
休館中の平尾台自然観察センターに確認したところ、雨後(前日、少雨がありました)の登山路で登山者が足を滑らせた事故だったとのことで、同行者が救助要請したようです。
それにしてはものものしい出動でしたが、平尾台は道路がないので救助要請があると消防局のヘリコプターが出動することになっているとのことです。
何はともあれ、たいした事故でなくて良かったです。
ikomochi様。こんにちは。
どんな山でも「山は山」なのですね。
miru_sankouさん、こんにちは!
コメントありがとうございます。
おそらくmiru_sankouさんもご存じの山です。
剱岳のカニのタテバイ、ヨコバイ、穂高連峰の大キレット、下の廊下等々、全国の難場はいくつもありますが、得てして事故が起きるのは難しい、危険な場所というより、そこを過ぎてホッと気が緩んだ場所、時点が多いと言われます。
この低山などは、まさにこんなところで事故が起きるはずがないと思って登っている人が大多数な山です。なので足元への注意は散漫、風景に見とれて躓いて、というところではないかと推測します。
まさにどんな山でも「山は山」ですね
結局この事故は登山者の事故だったのですか?それとも他のアウトドア活動の方の事故だったのですか?
Nissie-babyさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
事故の後、ニュースにもならなかったので消防関係の知人にも確認したのですが、出動記録以外の情報が出ていないとのことでした。
今朝、平尾台自然観察センターに照会したところ、雨後の登山路で滑って同行者が救助要請した事故だったとのことでした。(日記に追記しました)
ikomochiさん、ありがとうございます。
滑りやすい道には気をつけなければなりませんね。
大した事故ではなかったとのことで良かったです。
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