非公的で自主的に登山道や登攀岩壁を整備するのがどこまで許容されるのかは、時と場合、方法によりさまざまでしょう。
六甲山中でしばしば問題になっています。
以下に紹介する神戸新聞の記事で、環境省神戸自然保護官事務所のコメントが紹介されています。
「歩道が著しく変化しているならば、自然公園法違反の可能性もある。ただ、善意でやっている登山者もおり、一概には判断できない」
2014 年の神戸新聞の記事
反則ハイカー、勝手に登山道“整備” 兵庫・六甲山
元記事はウェブ上から消えていますので、記事を紹介しているウェブページ 2 件
https://hime8kin.net/2014sankokiroku/140524rg.html
https://minkara.carview.co.jp/userid/972176/blog/33180304/
朝日新聞の記事
登山コース上に勝手に矢印 迷うハイカー続出 六甲山系
2009年6月11日19時7分
http://www.asahi.com/eco/OSK200906110082.html
なお、私は、マーキング、私製標識設置、伐採など、自然に手を加えることはせず、道標の代わりは、GPS の記録です。
初めまして<m(__)m>
1980年代後半に神戸勤務・西宮在住でしたので、盛んに六甲山系(特に岡本・夙川・芦屋川辺り)を歩いていた者です。
高谷昌良さんの「芦屋の山」(1989年3月山と渓谷社)を読んで興奮していました
最近の散歩?記録の地図(赤線)を拝見し、人間ドックのため甲南病院に行ったことを思い出しました。
さて本題ですが、一昨年に久しぶり(約30年ぶり)にロックガーデンを歩いた折りに、ステップが切られているように感じたような記憶があります。
⇒うろ覚えなので正否は分かりません。
ハシゴまで掛けれらているとは大ごとですね。
国立公園内だから、多少に関わらず現状変更に厳しいとのかと思ったら、わりと鷹揚な回答なんですね
本題とは少しずれるかもしれませんが、以前のヤマレコ・ブログリレーにこんなのがありました。
2020年1月31日
セクハラ?偽ガイド?落石?過失責任あれこれ
https://www.yamareco.com/10th/?p=6138
あまり関係ないかな?
こちらこそ、はじめまして
甲南病院は、最近、甲南医療センターと名前を変え、戦前の古い建物を廃止して新築の工事をしています。そことお役所など、外せない用事にあわせて脚をなまらせないための散歩をしています。神戸は幸い、市街地でも標高差 200 - 300m くらいを歩くことができますし、勝手知ったる地元の道ですので、人通りを避けて歩くことができます。
1980 年代ですと、今よりも樹木が少なく、山中の見通しがよく、岩も崩れていなかったかと。
ロックガーデンの公的に整備された階段以外、岩の表面が段々に削れているのは、手と道具で削っているというより、みなさまのアイゼントレの影響が多いように思います。私は岩でのアイゼントレはしたことがありませんのですが。
紹介しました芦屋地獄谷の梯子は、私は見たことがなく、現在はありませんです。けど、ここまで必要かというところですね。梯子がなくても、ほかに巻き道もあり、直登もできますし。
六甲山グリーンベルト事業の一環で、登録されたボランティア団体が森林や登山道の整備をしていたり、なかば公認(黙認 ?)で登山道を整備してくださっている方がいらっしゃったり、地元登山会がほぼ公認(?)で道標を付けていたり、行政が及ばない範囲で必要なことが、ボランティアとして行われていますね。
そういう活動が必要な範囲と、行き過ぎや誤りに至ってしまうレベルがあるようです。その線引きも難しいところでしょう。六甲山中なら、岩や木にペンキはやり過ぎだと思います。反対に、たとえば、北アルプスでの岩稜のペンキマークは必要ですしね。
ご紹介くださったスタッフさんの記事、拝見しました。手を入れることは責任も伴うということもありますし、安易に自然に手を入れないという心構えも必要ですね。
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ちなみに私もけっこうな汗かきです。さすがに真冬の六甲山上では長袖インナーに長袖シャツ程度ですが、六甲では、アウターを着ることがほとんどありませんです。
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