今日もでしたが、明日も、自分が感染を伝播させない方法で行動しようと思います。
手を洗う救急医Taka さん
https://twitter.com/SakamotoFumie/status/1289355750133755910
必要なことはマスクと手洗い、三密の回避、体調が悪いときに必ず休むこと、ということです。私は、これまでの数カ月間と今のところ、体調を崩したことはありませんし、37 度以上の発熱もありませんでしたし、今日もありません。
仕事柄、絶対にウィルスをもらってきてはいけませんので、自分から感染させることがない行動 = 自分がもらってしまわない行動と思っています。
MIKKIY さん
https://twitter.com/mikkiy_works/status/1289364788678557696
会合会食など、人との近接は 2 週間ごとにとおっしゃっています。これも感染を広げない行動ですね。2 週間、他人との近接を控えていれば、感染があっても、自分で止まります。
若い人は、重症化することが少ないので、体調が悪ければ、家で休んでいるだけで感染の拡大を防ぐことができます。
Fumie Sakamoto,MPH,CIC 坂本史衣 さん
https://twitter.com/SakamotoFumie/status/1289355750133755910
他人にウィルスをうつさないように行動する人が増えることが感染の拡大を防ぐということです。
今日もでしたが、明日も、それ以後も、これを肝に銘じておこうと思います。
++++++++++++++++++++
++++++++++++++++++++
++++++++++++++++++++
オマケ 2
旧ソ連の作曲家、Dmitrii Dmitrievich Shostakovich (1906 - 1975)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%81
交響曲第十一番「1905 年」( in G minor, The Year 1905)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E7%AC%AC11%E7%95%AA_(%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%81)
ショスタコービッチは、旧ソ連の作曲家ですが、15 ある交響曲といくつかの管弦楽曲に好きなものがあります。と申しますか、クラシック音楽で最も好きなものの一つが、ショスタコービッチの交響曲第十一番(作曲者自身による副題、1905 年)で、特にコンドラシンの指揮による第一、第二楽章(たいてい、間をあまりおかずに演奏される)が好きですね。ちょっと変わった嗜好かもしれません。
第一楽章は、零下何十度の冬のサンクトペテルブルク(曲の題材はサンクトペテルブルク、旧レニングラードでの史実、血の日曜日事件ですが、モスクワとかロシアの昔の都市を思い浮かべればよいです)の街、いまから革命の火の手が上がる直前といった感じです。第二楽章で、しかし、民衆の行進は掃討されて、冷たい静寂に戻ってしまうのです。
有名な第五交響曲(いわゆる革命の別称があります)、第七交響曲(作曲者自身による副題、レニングラード)、カラヤンも手がけた謎を秘めている第十交響曲も好きですが。
参考のリンク
反形式主義的ショスタコーヴィチ研究会
https://shostakovich-antiformalist.jimdofree.com
+++++
YouTube での聞き比べ。録音の新しい順です。括弧内は YouTube にあります録音の記録です。上がオーケストラ、下が指揮者。
素人の個人の感想ですので念のため。
2019 年 (Kölner Philharmonie, 2019)
https://www.youtube.com/watch?v=UGASNhbD5JY
今回の聞き比べの中で、一音一音が聞こえやすい感じがしました。打楽器、高音の各楽器の音がよく聞こえます。ゆっくりで緊張感とともに速くなるテンポの変化が大きいです。
WDR Sinfonieorchester
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%B3WDR%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%A5%BD%E5%9B%A3
Jukka-Pekka Saraste
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%83%E3%82%AB%EF%BC%9D%E3%83%9A%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%86
2018 年 (Liederhalle Stuttgart, November 2018)
https://www.youtube.com/watch?v=2QFrnI0BX4Y
ゆっくり目な演奏です。ショスタコービッチに特徴的な高音の金管がよく聞こえます。第二楽章中盤からの緊張感もよいです、、、が、打楽器の音が一音ずつはっきりと聞こえるのではなく、くぐもって聞こえる感じ、煙の向こうで銃撃をやっている感じです。
SWR Symphonieorchester
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E8%A5%BF%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E6%94%BE%E9%80%81%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%A5%BD%E5%9B%A3
Eliahu Inbal
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%AB
2018 年
https://www.youtube.com/watch?v=MCxVvrEyLJw
第一楽章はたいへんゆっくりな演奏で、第二楽章も静寂なところはゆっくりです。冷たさもですが重さですね。第二楽章の中盤、銃声が響く打楽器は、昔の銃を数十人が一発ずつ撃つのと違って、軽機関銃の連射のように軽い。
さすがに音質は最上です。
Boston Symphony Orchestra
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%B3%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%A5%BD%E5%9B%A3
Andris Nelsons
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%82%B9
2014 年 (Symphony Hall, Boston, on 23 April 2014)
https://www.youtube.com/watch?v=ED5-QGuxJs8
若い音学徒の演奏で、第一楽章は、素直で聞きやすい音色とテンポです。コンドラシンが現代で演奏したらこんな感じでしょうか。第二楽章は、ゆっくりですが、重たくなく、悲壮感が足りない感じです。中盤以降、持ち直しています。素人、個人の勝手な感想です。学徒さんたちには申し訳ないです。
New England Conservatory
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E9%99%A2
Hugh Wolff
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%95
2013 年 (Proms, London, Live)
https://www.youtube.com/watch?v=g9lo9ZDYuDU
ゆっくりで、第一楽章は少々ぎこちない感じがしました。第二楽章は街が混乱している感じですね。一番 1905 年当時らしいかもしれません。
BBC National Orchestra of Wales
https://ja.wikipedia.org/wiki/BBC%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%A5%BD%E5%9B%A3
Thomas Søndergård
https://en.wikipedia.org/wiki/Thomas_S%C3%B8nderg%C3%A5rd
2013 年 (Salle Pleyel, Paris, Live)
https://www.youtube.com/watch?v=aONNDVKfsuo
音が明るくはっきりして、エネルギッシュ、爆演系ゲルギエフの熱を感じますね。嫌いではありません。虐殺というより戦争のようです(ショスタコービッチには戦争またはスターリングラード交響曲という別称がある第八交響曲があります)。
Mariinsky Theatre Orchestra
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E5%8A%87%E5%A0%B4%E7%AE%A1%E5%BC%A6%E6%A5%BD%E5%9B%A3
Valery Gergiev
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%82%A8%E3%83%95
2009 (?)
https://www.youtube.com/watch?v=4Pudaf862qM
YouTube の音のレベルが低く、ちょっと聞きにくいところがあります。全般にあまりゆっくりではなく、高音のキンキン感もあります。最初の方の銃撃の音は、一音一音が分かれて聞こえない、一斉掃射の感じです。
Royal Liverpool Philharmonic Orchestra
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%83%BC%E7%AE%A1%E5%BC%A6%E6%A5%BD%E5%9B%A3
Vasily Petrenko
https://en.wikipedia.org/wiki/Vasily_Petrenko
2008 年 (Concertgebouw, Amsterdam, 14 1/2008)
https://www.youtube.com/watch?v=Vxk3YwQ0fIQ
コンドラシンが客死したアムステルダム、コンセルトヘボウでの演奏です。オーケストラは違いますが。
コンドラシンを基準にしていますので、これもですが、第一楽章はゆっくりに感じます。第二楽章中盤では、いきなり機関「砲」で撃たれ、大砲で次々と建物が潰れていく感じです。大砲のような打楽器群の感じはムラヴィンスキーの演奏に似ていますね(史実の血の日曜日事件では砲撃はなかった)。ショスタコービッチに特徴的な高音キンキン感がない。
Netherlands Philharmonic Orchestra
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%83%BC%E7%AE%A1%E5%BC%A6%E6%A5%BD%E5%9B%A3
Jacov Kreizberg
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%82%B3%E3%83%95%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%84%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%AF
1973 年
https://www.youtube.com/watch?v=kBEwf_zdrnw
https://www.youtube.com/watch?v=iipISDFIWNI
コンドラシンによるこれは YouTube に録音の記録が書かれていませんが、自分が LP と CD を持っているのでわかります。
録音状態はあまりよくないのですが、最も好きな演奏で、これが聞き比べの基準です。数ある演奏の中で、個人の感想ですが、最も冷たい演奏、銃声の一発ずつが冷たく重い。
Moscow Philharmonic Orchestra
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AF%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%83%BC%E7%AE%A1%E5%BC%A6%E6%A5%BD%E5%9B%A3
Kirill Kondrashin
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%B3
1959 年 (Dresden)
https://www.youtube.com/watch?v=HjswINs2bGs
たいへんゆっくりなのですが、他のゆっくりな演奏よりも、ハーモニーが美しく、重たく冷たく感じますね。第二楽章で、銃声は、最初、遠くから聞こえて、次第に軍隊が迫ってきます。トランペットと木琴の高音がよく拾えている、ちょっと変わった感じの録音です。
Staatskapelle Dresden
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%AB%E3%83%9A%E3%83%AC%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%87%E3%83%B3
Franz Konwitschny
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%84%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%83%BC
1959 年 (02.II.1959)
https://www.youtube.com/watch?v=vSjdD08TK0s
ムラヴィンスキーの録音はいくつかあります。これの録音はあまりよくないです。
Leningrad Philharmonic Orchestra(現 Saint Petersburg Philharmonic Orchestra)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%9A%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%83%BC%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%A5%BD%E5%9B%A3
Evgeny Aleksandrovich Mravinsky
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%95%E3%82%B2%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC
1958 年 (Houston in 1958)
https://www.youtube.com/watch?v=fML3OXHudcw
ゆっくりで重い演奏です。第二楽章が映画に付けられた音楽のように、場面場面で切り替わっているように感じるのは、ディズニーのファンタジアの音楽がストコフスキーによるものと知っているからでしょうか。
古い録音ですが、米国での録音は、旧ソ連のものより音がよいですね。録音の記録は、YouTube のコメント欄のものです。
Houston Symphony Orchestra
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%B3%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%A5%BD%E5%9B%A3
Leopold Stokowski
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%B3%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC
1957 年 (03.XI.1957)
https://www.youtube.com/watch?v=iYda9F85g-E
抑揚がはっきりしたものに聞こえます。くしゃみその他の音が入っていますので、ライブのようです。
世界標準は、このムラヴィンスキーの演奏なのでしょう。ゆっくりな第一楽章、テンポが変動する第二楽章、銃で掃討されたあと街が死んでしまったように感じます。
Leningrad Philharmonic Orchestra(現 Saint Petersburg Philharmonic Orchestra)
Evgeny Aleksandrovich Mravinsky
++++++++++++++++
戦艦ポチョムキン、オデーサの階段
(オデーサはウクライナ語の発音のカナ表記、邦題ではロシア語のオデッサ)
映画史上最も有名な 6 分間と言われていますオデーサの階段。YouTube 的には閲覧注意になっています。
ショスタコービッチの交響曲を使っている映像と、元のマイゼルのものとがあります。
ショスタコービッチ版
https://www.youtube.com/watch?v=VMWMq4AEyjU
https://www.youtube.com/watch?v=Ps-v-kZzfec&bpctr=1596303424
マイゼル版
https://www.youtube.com/watch?v=qxaefqC-k90
マイゼル版の日本語字幕
https://www.youtube.com/watch?v=lc6lzP00zbw
これらマイゼル版とされているものが、実はマイゼルの音楽ではないのではないかという話を聞いたこともあります。
戦艦ポチョムキン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E8%89%A6%E3%83%9D%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%A0%E3%82%AD%E3%83%B3
ポチョムキンの階段
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%A0%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%81%AE%E9%9A%8E%E6%AE%B5
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する