ドキュメント 単独行遭難 (山と渓谷社) 羽根田 治 (著)
http://is.gd/qqf1Jq
ドキュメント生還-山岳遭難からの救出 (ヤマケイ文庫) 羽根田 治 (著)
http://is.gd/ShlD3a
道を間違えたとき「たぶんこっちでいいだろう」で歩いてしまうことの多いこと。そして迷ったら元の分岐まで戻るのが鉄則であり、「おかしい」と思った時点で引き返すべきなのに、「おかしい」と思いながら下り続けてしまう。
『戻る勇気』がいかに難しいのか。
登り返すのがキツイし、あとちょっと下りれば着くのではと思ったり。
時間にゆとりがなくなり、冷静さを欠いてしまうのか焦っていたのか。
そして遭難したときの登山届の大切さ、とケガをして動けなくなったときの装備の大切さ。
そして遭難したときには「いたずらに動き回って体力を消耗させるのではなく、とどまってじっと救助をまつ」ことの大切さ。
こうした事例を読むと、ちょっとしたところに遭難の落とし穴が、本当にどこにでもあるのだということがよくわかる。
さまざまな人がどうしてその困難に陥ってしまったのか、なにを考えてどう行動したのか、そしてどうやってリカバリーしたのか、こうした本から学ぶことは多い。
ということで、帰りにツェルトを購入してきました。
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