家族4名(女性3名様、男1匹)で、菰釣山(丹沢)へハイキングに行った時の思い出です。
女性3名様は、山歩きで重い荷物を担ぐのはイヤという。
おのおのの防寒着と500mLの麦茶と少々のお菓子だけの荷物。
お父さんの荷物は、調理道具、4名分の食料、非常食、調理用の水や予備の飲料水等、残り全部 。
(参考:上の証拠写真)
お父さんは、GWの道路渋滞の回避策を色々考えましたよ〜 。
中央道のの下り線の渋滞は、相模湖付近で午前4時すぎ頃からという予想 。
そこで、千葉の自宅を早朝2時に出発することにしました。
計画通り、相模湖付近を午前4時前にすり抜け、渋滞回避に成功 。
赤富士を見るには時間的に良いタイミングなので、
女性3名様に感動してもらおうとお父さんは考え、中央道をそのまま快走しました 。
赤富士の好展望地である山中湖の平野に着いたときは、日の出時刻の前でした 。
天気も良好で、憶測通りばっちり赤富士が見られると、心の中でガッツポーズを作った瞬間、
「高速でトイレ寄らなかったじゃない?」という家内の凍り付くお言葉 。
お父さんは、急遽トイレの使えるコンビニを探すハメになりました 。
結局、赤富士は見えずじまい 。
それでも、何とか山中湖畔の富士山絶景ポイントを見つけました。
「君たち朝の富士山にきっと感動するぞう、湖畔を散歩しようと 」と誘うと、
女性3名様は、「寒いからイヤ。お父さんだけで行ったら」という冷めたお言葉。
「何のために俺は一生懸命運転してきたんだ」と落胆して、お父さん一人で散歩をしました 。
涙で滲んだ朝の富士は、とてもきれいで「悲しい色やね」でした(by 上田正樹 ) 。
(参考:上の写真)
車を再び走らせ、登山口である道の駅「どうし」に到着。
その時、かみさま(神さま)が放った信じられないお言葉 。
「私の荷物は?」
「お前、持ってきてないのか! 」
「持ってきている訳ないじゃないのよ!お父さん、気を利かせて私の荷物、車に積んでくれなかったの? 」。
私は頭がくらくらした。
でもここで喧嘩したら、せっかくのハイキングも台なしです。
お父さんは、こみあげてくる怒りをぐっと抑えます 。
結局、神様は荷物なしの究極のスタイルでハイキングをすることになりました。
おまけに、神様に自分の着ていた防寒具は取り上げられるわ、登山用ストックは取りあげられるわ・・・
散々でした 。
(参考:上の証拠写真)
気を取り直して登山口を出発。
2時間ほど歩いて菰釣山避難小屋に到着。
ここまで来て、わがまま娘の2名は「足が痛くて歩けない 」などと訴えます。
「もうここまで来たから、自分の足で下りないとだめなのよ」とお父さんは必死に説得します 。
期待していた菰釣山頂での富士展望は、すでに雲が纏わり付いていました 。
天気の良い連休の中日であるため、いつもは静寂であろうその頂上はハイカー達で賑やかでした。
お父さんは休む暇もなく、女性3名様のために日蔭の静かにくつろげる場所を探し、
そそくさとお湯を沸かし、昼食のカップラーメンを作りました 。
昼食を終え山頂を出発すると、
娘たちはガシガシと大胆に斜面を下りていき、どんどん先に進んでしまいます 。
(足が痛いとか何とか言っているくせに )
ところが、病的なくらい慎重な神様は、ちょっとした急斜面を下る際でもへっぴり腰になり、
斜面を下りるのに非常に時間がかかることが判明しました 。
お父さんは、ストックの位置、足の置き場など事細かに指示をして、何とか神様を下山させました 。
何人ものハイカーが、斜面で苦労している我々お茶目な夫婦を横目に、軽やかに横を通過していきました 。
何とか時間をかけて無事下山。
みんなでご褒美のソフトクリーム(神様だけはケーキセット)を食べて帰路の途につきました。
お父さんが事前に練った渋滞回避術が功を奏し、
覚悟をしていた中央道の渋滞にも巻き込まれず、意外に早く自宅に戻ることができました 。
最後にまとめを・・・
家族を山に連れて行くことができるのは、お父さんにとっても幸せなことと思う。
それは、確かに偽らざる気持ちだが・・・
結局、山は自分一人で行った方が、ストレスはないし、気を使わなくても良いし、
自分のためだけの時間を心から楽しめるものと実感します 。
「MipapaはMipapa、独りで山を行くのがお似合い 」
Mipapaさん、こんばんわ。
夜中の二時に出発する時点で、
文句が出ないだけ・・よしとします?
家族旅行富士の思い出と言えば我が家にもあって、
長距離ドライブ(座りっぱなし)が苦手な娘たちのために、
晩御飯を食べて風呂に入ってからの出発。
娘たちは後部座席に布団を敷いて就寝。
神さまは助手席で爆睡。父は徹夜で一路
富士山御殿場口五合目へ。
深夜未明の到着で空には満点の星々。。
少し目覚めかけの女性陣に星が綺麗だよ〜と
声をかけるも寒いし、眠いしと起きてくる
気配なし。。星が見たいって言っていたのに。。
翌朝は富士六合目の二つ山までハイキング。
予定でしたが、しんどいというのでそれもキャンセル。
趣味と家族サービスは割り切って考えるべし。。
と悟りました。(*´ω`*)
kの付くyさん 毎度です。
大阪から富士山までですか?
それはそれはご苦労様でした。
女性様たちは容赦ないですね。
お父さんが、娘さんたちの要望も取り入れて、
こんなに考えて計画を立てているのに 。
だから、男性はストレスで早死にするし、
女性は長生きするんでしょうかね 。
Mのつくpさん こんばんは。
ここまで段取りしたのにお父さんは辛い(´д`|||)
いつか、このお父さんの思いを分かってもらえると良いですね。(*´∀`)
多分、分かってもらえたらお父さん号泣😭😭😭💦間違いなし!(///∇///)
んで、part1ってことはpart2があるんですよね?ヽ(^。^)ノ
期待してますよ!(*´∀`)
yの付くnさん こんばんは
この悔しさ、分かってもらってMipapa嬉しいです 。
>いつか、このお父さんの思いを分かってもらえると良いですね。
→ うちの女性様たちは、ヒエラルキーの底辺にいるお父さんは、これくらい気を使って当然と思っているから、一生分かってもらえないでしょう 。
part2のネタはあるにはあるんですけど、書くと切なくなってきますので、精神的に耐えられなく書かないかもしれません 。
25年くらい前、カミさんを山好きにしようと八ヶ岳に連れて行った事があります。
行者小屋にテン泊で、カミさんの荷物は衣類と僅かばかりの行動食のみ。2人分のシュラフを含め、その他の装備は全て私が担ぎ、テント設営、食事の準備は勿論のこと、朝は彼女が起きるまでにモーニングティーを入れ、それを飲んでいる間に朝食の準備。
赤岳アタックの際は行動食、水、防寒着まで全て持ち、空身でエスコートという、ヒマラヤのシェルパ顔負けで頑張ったけど、山好きにはなってくれませんでした。
以後、山関連で一緒に遊びに行くときは、朝出発するのは10時過ぎ、歩行時間は2時間以下、何かおいしい物が食べられる事が条件になっています。
まあ、どこも似たようなものです。
guchiさん こんばんは
やはり、どこの家庭も同じようなものなんですね。
うちだけが、こんなに気を使っているのにと思っておりましたが、
guchiさんの方はもっとすごいですね。脱帽いたします。
これで、奥様が山好きになってくれないなんて、ちょっと切ないですね。
高尾山くらいで、あとは女性心をくすぐるようなランチをご馳走するぐらいで、
細く長く夫婦関係を続けられれば良しとしなくては 。
Mipapaさん
こんにちは。
お疲れ様でした!
最後のフレーズ。
みゆきさん、ですね(^^)
utokinさん こんばんは
お父さんはいつも健気にがんばってますよ 。
いや、研ナオコです 。
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