|
|
|
その第9弾です。
2007年に燕岳に登りました。白いコマクサが咲いていました。
これは、多くの方がご存知で、実際にご覧になった方も多いと思います。白いコマクサは確かに珍しいですが、八ヶ岳や草津などでも見られるようです。
燕岳は大好きな山で、30回以上は登っていると思います。コマクサの咲いている時期ならば、大抵白いコマクサに出会えるのですが、やはりそのうれしさは一段とアップしてしまいます。正式には「シロバナコマクサ」という名称のようです。
とても残念なのは、登山道に張られたロープの向こう側に咲いているのですが、珍しいためか多くの足跡が残っていることが多いです。近くによって撮影なさっているのでしょう。
この足跡について、次のような話を燕山荘で聞いた覚えがあります。
■斜面に足跡が残ると、そこだけくぼむので雨の時は水が集中する。やがてそれが小さな川のようになってしまい、斜面を崩してコマクサを流してしまう。■
コマクサなどの有名な高山植物に限らす、登山道に自生している名前も知らない雑草も立派な植物だと思います。登山道を歩いているだけでも、実は十分な環境破壊につながっていると意識して山に登るようにしています。だから、せめて「登山道を外れない」くらいのルールは守るようにしていきたいと思っています。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する