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(1)雪庇の崩落
ひと口に雪庇と言ってもその生成状況(雪質や硬度等)や崩壊度等は千差万別で、そもそも接面地形も不明な場合が多く、雪庇渡りを目前にしてその崩落度合いを適確に判断することは素人の私には可成り難しい。(画像左)
(2)GPSルート
また細尾根に発生した雪庇は特にルート(登行線)取りに神経を使う。(画像右)単独行の私の場合は ア.予めGPS地形図の稜線中心線にナビルート設定し イ.実登行で雪庇側へルート線をはみ出さないようにしている。
(3)信頼性
しかし雪庇でGPSを活用と言ってもその信頼性には不安が残る。ア.ひとつはGPSの「測位精度」。保有器は8年前の古器(eTrex Vista HCX、ガーミン社)であり、仕様書上は位置精度 「10m(RMS)未満」となっているが、マップポインターが数メートルずれていれば本来レートを外す事になる。イ.もうひとつはそもそも地形図等高線自体も実態を正確に表しているいるものか確信がない。(自然は生き物、風化浸食等による地形の変形がないものか)従って「気休め」程度のものか。
こうなると結局のところ、リスク判断は多分に経験に基づく”勘”頼りということになる。例え時間が架かっても灌木枝露出帯に迂回し、極力雪庇渡りを避けるというのが究極の対策か?
こんばんは 妙高です。
結局のところ”カン”頼り、ということに同感です。私は、小さな方向違いは良くやりますね。自分でもがっかりします。今のところ大きな間違いは無いので良いですが、いつも、気をつけなければ、気をつけなければ、と思って歩いています。
10mというと、2万5千図で表すと、僅か0.4mmですからね。多分。自信ねえなあ(+_+)
斜面の面的な傾斜とか、正確に表せるわけないんです。結局、特徴的な山とか沢とか、道路とか、いろんなものを目安に割り出すしかないんですね。勘というか機転というか。気を利かせる、とでもいうんでしょうか。運みたいなもんですか、最後は。
すいません。後ろ向きの話になっちゃいました。
おはようございます
「0.4mm」ですね。(GPSはズームしますが・・)
仰る通り周囲の景観から予測するしか手が有りませんね。
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