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2016年06月13日 11:46藪山全体に公開

藪山と熊

秋田県の山で熊襲撃の非常事態が続いている。
(6/10現在 死者4名、行方不明者数名、いずれも竹の子採り)
被災された方々に心からご冥福をお祈りしたい。

熊(ツキノワグマ)は基本的に「人間から逃れる動物」と教わっているが、
人間を感知しながらこれ程まとまって襲撃するのは何らかの理由があるの
かも知れない。(生息域に同時に多数の入山者が面的に入山 ⇒ 事実上熊
の逃避域が無くなること。人間を捕食し所謂”味をしめた”等々/あくまで
も個人的推察)

日頃登山路のない「藪山」を単独で歩き続けている1人としてもやはり恐
怖である。
そもそも藪山は正規「登山道」に比べ(登山者から逃避する)熊との遭遇
リスクが相対的に高いと思われる。熊鈴やラジオでこちらの存在をアピール
し周囲に気を配りながら歩いているが、それが逆効果を招くとなれば根底か
ら考え直さなくてはならない。

熊以外にもダニ、ヒル、スズメバチ等々山歩きには様々な「危険」が常に付
きまとうので慢心は出来ない。
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コメント

RE: 藪山と熊
はじめまして!tonkara様。
 筍とか山菜とか、これらは熊達山の獣の貴重な食料になるものですよね。熊達はしのぎを削り縄張りを獲得してなんとか食料を確保する。これを横取りされるんだから、熊にとっては死活問題。そりゃぁ全力で略奪者を駆逐しにきますよ。もちろん彼らのルールで。彼らの土俵の上に立つ覚悟がなければ、彼らの世界に立ち入らないことが最良の防止策であるように思います。結局出会って一戦交えたら最後、勝者のいない悲劇だけになるのですから。
2016/6/13 17:47
RE: 藪山と熊
stroheim さん、初めまして、こんばんは

究極の事故回避策は仰る通り彼らの世界に立ち入らないことですが、傲慢な人間様には無理なことなのでしょうね。

ならば、彼ら自然界との共存を図るにはどうするかを考えるのは、もっぱら彼らより少しばかり智恵のある(無いと言う説も?)人間側の義務なのでしょうか。

藪山を歩きながらいつも暗中模索をしていますが、中々名案は浮かびません。
2016/6/13 21:46
RE: 藪山と熊
藪山で野生のクマと何度かお遭いしたことがありますが、彼らは僕ら人間より先に森に侵入した人間の存在に気付いて見ています。聞きなれないうなり声が山にこだまするんですよ。そこから先は、相手の性格次第なような気がします。

タケノコ採りの事件例は人間が鈍感すぎるのだと思います。藪漕ぎのガサガサした音がうるさくて、うなり声をあげているクマが近くにいても人間側が気づかない場合がほとんどではないでしょうか。自分の家に勝手に上がり込んだ食料泥棒(=人間)彼らにとってはそいうことなのかもしれません
僕はそういうことも想定して、時々藪中で動きを止めて自分以外に藪を漕いでいる生物の気配が無いか耳をすますようにしています
2016/6/13 21:14
RE: 藪山と熊
tooleさん、こんばんは

まったく同感です。彼らの潜伏エリア(地勢や林層等から来る体験的第六感エリア)に接近した時は私も彼らの匂いや唸り声に神経を払っています。

沢山の人間が早朝等同時間帯に全方位から入山すれば、流石の熊もどうなるかはおおよその見当も付きそうに思うのですが、傲慢人間はそこまで思いを馳せないのでしょうね。
2016/6/13 22:27
RE: 藪山と熊
はじめましてtonkara様。
今回発生した地域は青森秋田の県境の山、十和利山の裾野に広がる熊野平と田代平という牧草地帯です。
過去私もタケノコの時期、十和利山に登ったことがありましたが(レコ有り)、熊に遭遇した事と多数のタケノコ採りがいた事からそのうち事故が発生してしまわないかと不安を感じました。
その後、自分は怖くて十和利山に登ってません。

「山でクマに会う方法」の著者で
日本ツキノワグマ研究所 理事長の米田一彦さんが現地入りし、詳細な情報と考察を日本ツキノワグマ研究所のHPにアップされてます。

被災された方々に心からご冥福をお祈りしつつ、
更なる被害を防ぐために
非常に参考となるこのHPをお勧めします。

そのHPの記載に、
「事件は、まだ収束したわけではない。実態の不明な残存個体の捕獲に努めているし、食害に参加したはずの1〜2頭のオスと見られる成獣が見極められていな い。」
「射殺のメスの胃内にはタケノコが 多く、遺体の一部も見つかった。これは参加型食害。」

と言うように、主犯のオス熊がいまだに存在している可能性を予測されてます。
まだ、タケノコの時期が数日続くらしいので、
事故が発生しなければ良いのですが…
2016/6/14 22:21
RE: 藪山と熊
iga3さん、こんばんは

コメントありがとうございます。
レスが遅れ失礼しました。

いわゆる“人喰い熊“のことは以前から強い関心を持って見ていました。今回の事故については本日(6/16)の東京新聞にも分析記事が掲載されていました。

結局のところは、“味を覚えてしまった熊”を駆除しない限り襲撃事故は止まらないと言うことでしょうが、問題はその熊(だけ)を特定出来ない点のようですね。

熊の行動範囲(距離)は知りませんが、再発回避には少なくても当山域への入山(登山)を控えるしか手が無さそうです。
2016/6/16 22:59
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