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鷽(うそ)は天神様を蜂の大群から守ったとされる御神鳥で楼門右横の手水舎の隣に銅像があります。
鷽替え神事は楼門左横の天神広場で行われ、夕方5時より神事に用いる「木うそ」が初穂料1,000円で授与されます。
6時より暗闇のなか「替えましょ、替えましょ」の掛け声とともに手にした木うそをお互いに交換します。
これは、知らず知らずのうちについた全ての嘘を天神様の誠心に替え、これまでの悪い事を嘘にして今年の吉に替えるという意味があるそうです。(悪い事いっぱいあったな〜)
10回くらい交換したところで、宮司より「はい、そこまで」と合図が掛かり、照明が点きます。
ここで抽選が行われ、宮司の読み上げる「お題」と木うその裏に書かれた文字が合えば当たりです。
当選者には「金うそ」が授与されます。
これを6回繰り返し7時ころに終わりました。
木うそは持ち帰って神棚に飾ります。
次の「鬼すべ」まで時間があるので駅前の「暖慕」でラーメンを食べて参道へもどりました。
参道でも藁を燃やす前哨戦みたいなものが行われていました。
雨の降りしきる中、「だざいふえん」の奥の鬼すべ堂で9時頃から本番です。
大勢の氏子が鬼を退治する「燻手(すべて)」と鬼を守る「鬼警固(おにけご)」、そして「鬼係」に分かれ炎と煙の攻防が繰り広げられます。
最後に煙に燻された鬼が捕らえられ、煎り豆を投げつけられて鬼退治の完了です。
この神事は西暦986年からというから1000年以上の歴史があるそうです。
これで今年の厄除け開運が期待できます。
飛梅は5輪しか咲いていませんでしたが、二つの神事が終わると大宰府にも春がやってきます。
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