鳥撮＃51 ツバメ

身近な夏鳥の代表格といえば、やはり燕だろう。
糞害を除けば嫌いな人もいないと思う。
その証に国鉄時代の東海道本線から（電化と新幹線の波に押されて西へ流されたが）、現在のJR九州に至るまでの特急の名前や国鉄（JR）バスのシンボルマークとして使われている。
国鉄といえばそんな関係でスワローズもあったな。
個人的にはヤクルトファンではないが、球団マスコットのつば九郎は面白いですね。

燕は見た目もいいし、飛んでる姿は超カッコイイ。
そして人間を巧みに利用して外敵から身を守るチャッカリ屋さんでもある。
田植え前にやって来て、田んぼで巣の材料（泥や藁）を調達し、わざわざ人の出入りが多い家やお店の軒先にお椀型の巣を作り子育てをする。
従って繁栄の象徴として人気者でもある。
日本の稲作文化ともマッチしていて、コメは食わずに害虫だけをを食べてくれるので共存共栄の関係と言ってもいいだろう。

日田市の某コンビニには10個以上の巣が並んでいるので、くじゅうや阿蘇方面に行く際は必ずチェックしています。
今日も親鳥は休む暇なく子に餌を運んでいた。
それに比べれば自分は家族のためにどんだけ働いているのか？考えさせられました。