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写真の鳥がそうであり「姿の仏法僧」とも言われる。
これとは別にブッポウソウと鳴く「声の仏法僧」もいて、こちらはコノハズク(フクロウ科)のことである。
どうやら昔、名前を付ける時に勘違いされていたそうだ。
生息地が限られていて数が少ないので初めて見ました。(福岡県内で1〜2番い、もしくはゼロのレベルなので場所はナイショです)
大きさはハトをスリムにしたくらいで、見た目は太陽光の角度で紺〜青〜緑に変化します。
飛んだ姿は水色と青の斑が綺麗で(写真3)如何にも南方の鳥らしく、まさしく「森の宝石」です。
写真2の2羽並んでいるのは、左がオスで右の虫を咥えているのがメスです。
雌雄同色なので一見では判別は出来ませんが、雄が捕まえた虫を雌にプレゼントしていました。
メスはその直前に数メートル離れたオスに向かってア〜ンとおねだりしていました。
女は本当に恐ろしい!
このあたりは同じブッポウソウ目のカワセミと同じ行動ですね。
というか人間の方がもっと恐ろしいかも?
ところで、仏法僧という言葉は仏教用語で三宝と言われる。
仏=仏陀・お釈迦様
法=仏の説いた法
僧=法を行ずる僧・教団
この言葉を最初に用いたのが聖徳太子で、十七条憲法の第二条に出てくる。
本当に有難い鳥なのは間違いないようだ。
野生動物、とりわけ希少種となれば近寄って撮りたいのが人情だが、その生態や繁殖期などを知らずに(知っていても無視して)近づき過ぎるのはよろしくない。
これは鳥の種類、季節、周囲の環境、こちらが鳥からどう見られているか、人に慣れているか、などによって違うので一概に何メートルとは言えない。
100mでも足りない時もあれば、5mで良い時もある。
今回は開けた場所であること、希少種であること、繁殖中であることから約100メートル離れた車内から撮影しました。
もっと近づけば、鮮明で迫力のある一枚が撮れたかもしれない。(或いは逃げられたかもしれないが)
しかし、それは人間のエゴであり、目に見えない境界線を侵してはならない。
それがバードウォッチングのマナーであり、繁殖に成功し来年以降帰ってきてくれるための最低条件だと思う。
でも、この一線が難しいんだよな〜!
BWでも人生においても一線を超えると、取り返しのつかない事もあるので、自戒の念を込めて日々精進してまいります。
ホントに綺麗な鳥ですね〜
初めて知りました
仏法僧(ブッポウソウ)( ..)φメモメモ
ユリさんがよく通る所にいましたよ〜
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