参議院の国会中継をみていたら、相変わらずまともに答え無かったり、はぐらかし等が多く、時間ばかりが過ぎていく感は免れない。同盟国と組んで戦争を出来るようにするための法案なのに、戦争は出来ないという。
なぜ？？
それは、「日本の存立が真に脅かされる時に限る」からだという。
しかし、これが曲者だ。
「関係のない相手国でも、日本を滅ぼすという意図を隠しているかもしれないから良く見極めなければならない」と安倍首相は答弁した。「意図している」と判断すれば先制攻撃も可能になるのだ。
相手の心の中をどうやって読む。相手の頭をかちわって、脳みそを出してみたところで、イエス、ノーが分かる訳がない。結局、その時の為政者の意のまま、ということになる。
その為政者は、笑顔満点で「アンダーコントロール」「金も含めて快適な五輪を準備出来る」と大見得をきった国際公約で、ドタバタ劇を演じるような方たちだ。あとは推して知るべしである。
安保改定の時も、激しい反対運動は有ったが、いまは国民の大多数が賛成している。だから、今度もそうなる。いままでと同じで戦争なんて起きっこないという。しかし、戦争は、明日から戦争だと言って、すぐに出来るわけではない。長い年月がかかるのだ。
自衛隊は、名称を�〃抻〕夙�隊→�∧欅詑癶���自衛隊と名称を変えてきた。�，麓匆顱Ω�共の秩序維持 �△蝋餡箸諒唇造簔畚�維持 ��はその名の通り"Self-Defense Forces"である。名称は、ほんの ちょっとずつだがきな臭くなっているのだ。
国際的な軍隊の定義は、�￣麒�から認識できる固着の特殊標章を有すること ��公然と武器を携行していること �Ｉ�下に責任を負う一人のものが指揮していること �だ鐐茲遼ゝ�および慣例に従って行動していること、だという。つまり自衛隊は国際基準では、れっきとしたForces、army(軍隊)だ。
すでにイラク戦争では、後方支援を行っている。やってはいけない、前線基地への兵員(米兵)輸送まで行っていたのだ。宿営地に砲弾を撃ち込まれPTSD(心的外傷後ストレス障害)で、自殺者が28人出ている(正式にはPTSDが原因とは認めていない)。見方によっては、すでに戦争参加は始まっているのだ。
特定秘密保護法案も成立している。選挙権が18歳以下になった。その裏で、教職員の政治活動に罰則を与えようとの動きがおきている。18歳以下の選挙権も、そのための便法だったのかと思ってしまう。たしか 有事の時、民間の輸送船も船員を含めて調達できる法案も出来ていたような記憶が有る。
すでに戦争する体制は完成に近づいているのではないか、という疑念は膨らむばかりである。
戦争なんて起きっこない、どころではない。すでに自衛隊では、それを見越した訓練が始まっているのだ。とても無関心ではいられない。
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