昨日テレビを見ていたら、「おいおい、何てこと言い出すんだよ」と、ビックリ(*_*;
日本がアメリカの51番目の州になるだと、何言ってんの、この人は。マスコミ報道は、オバマ大統領に絡んだ、人種差別報道が主なので、どうしても一言いっておきたい。記憶力が減退しているのでうろ覚えの内容になってしまいますが、意訳と捉えてご容赦頂きたい。
自民党の丸山議員が参議院の法務審査会で、「アメリカの51番目の州になれば、集団的自衛権など何の問題も無くなり、日本人がアメリカ大統領になる可能性もある。」というような発言をした。そうなれば日本の政策を推し進めて、世界「平和」のために、大っぴらに戦争でも何でもできると言いたいのだろうか。
憲法を“解釈改憲”しただけでは足りなくて、アメリカに国替えして、アメリカそのものになって戦うってことか。いま、日本は不平等条約で、従属的な関係にあると言われているから、そういう問題も一気に解決しようということでしょうか。
アメリカって、そんなにいい国なんでしょうか。世界中に出て行って戦争することがそんなにいいことなんでしょうか。アメリカって、銃を使った大量無差別殺人事件が、珍しくも無く起きる国ですよ。銃一つコントロールできない国なんです。有りもしない大量殺人兵器が有るとして、他国を攻め込んで行く国ですよ。なんでそんな国の一つの歯車になりたいんでしょうか。
丸山議員は、弁護士でマスコミでも活躍し超有名人です。弁護士になるには高難度の司法試験に合格し、さらに二年間の修習生生活を経なければなりません。修習生の二年間は国から給与?が給費されていました。国民のため、国のために働くということで、税金で払っていたのだと思います。それだけ重要な仕事なんです。給費の支給を受けていた時代の弁護士は、アメリカのために働くようなら金返して、弁護士資格を返上しろと言いたいです。
丸山弁護士だけでなく、国会議員の中には、弁護士資格を持っている人はたくさんいます。先の安保法制で、憲法学者の大多数が違憲だとしているのに、弁護士資格を持つ与党議員の中から違憲だという声は出ていない。憲法学者から、今の憲法は集団自衛権を認めていると習ったのでしょうか。一体、どんな授業を受けていたのか興味津々です。まさかアメリカの51番目の州になれば、諸問題は解決する、とは習っていないでしょう。
弁護士法第1条には、弁護士は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする。とあります。私は、国会議員で弁護士ではない、と言われるかもしれませんが、そうだとしても「基本的人権を擁護し、社会正義を実現すること」を目指して勉強したときのことを思い出してください。そして、弁護士法の基本に則って、邁進してほしいと思います。
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