なんでやねん

昨日は藪山のルートを開拓？しようと、午後から出かけた。
いまの取りつき点が気に食わないのである。
もうちょっとましなところが有るはずだ、と気になるのである。
目星をつけておいた個所から登り始めると、予想通りすぐに薄い踏み跡らしきものが現れて、方程式が解けたような爽快な気分。
ツツジやイワウチワ、タムシバ、ツバキ等の花が咲いて、ウグイスのさえずりが聞こえてルンルン気分。

下りは来た道、いや、道とは言えないが同じところを戻るだけだ。
コンパスで方向を合わせ、絶対に方向は外さないぞ、と意気込んだのは良いが、来た時と何となく雰囲気が違う。
いや、絶対に間違っていない。実際に方向は間違っていない。
ところが、行きにはなかった赤布が下がっている。
明らかに変だ。

こういう時は、ナビ、ナビ、ナビの出番だ。
なんでやねん？
な、な、なんと、いつも取り付く尾根の方に向かっているのだ。
結局、どっちもどっちのルートだった、ということか。

何となく馴染みの居酒屋に引き込まれる？ように進んでしまったのだ。
まあ、そういうことにしておきましょう。