何キョロキョロしてるかと気にしていたら、何とその男性は車の流れが途切れたタイミングで赤信号無視して渡って来てしまった。
こちらに渡りきったと同時に自分の後方から「ピピー!」と笛の音。
振り返ったらたまたま警察官がそこにいた。
警察官:「ちょっとあなた、信号無視はダメですよ!」
男性:「信号?私はそんなものは頼りにしない!」
警察官:「!?何言ってるんですか、危ないでしょう!」
男性:「しっかりと安全性を確認してから渡っているから問題無い。」
警察官:「ダメですよ、ルールなんだから!」
男性:「…キミねぇ、信号って何の為にあるか、わかっているのかい?」
警察官:「信号無視したあなたに言われたくないなぁ、安全の為に決まってるでしょう。」
男性:「その通り、安全確保の為に設置してあるのだよ。片方の流れを絶ち、他方の安全を確保する。」
警察官:「何だか偉そうに言うなぁ、そうですよ安全確保の手段ですよ。」
男性:「わかってるじゃないか、その通りだ手段なんだよ。」
警察官:「?」
男性:「手段であって、目的ではない。つまり信号に従うのが目的ではないのだよ。仮に進行方向が青であっても、交差する方向から居眠り運転の車が走ってきたりなどの危険性が残っているから間違いなく安全の確保をしてから進まなければならない。
信号はその為の助けをしているに過ぎず、ひとつの手段でしかないのだ。本質は安全が確保されているか だ。」
警察官:「ごもっともな意見ですが…😅」
男性:「先ほど、私は十分に車の流れを確認し、間違いなく安全確保をしてから道路を横断した。私は用心深く観察力も高い。だから信号なんぞに頼らなくても良いのだ。では急いでいるので行かせてもらうぞ。」
スタスタ
警察官:「???あっ、ちょっと!待ちなさい!待ちなさいって!」
二人は行ってしまった。
さてさて。
フィクションかノンフィクションかは、読んでいる皆さんのご想像にお任せしますが、イロイロ考えすぎて疲れちゃったアナタの気晴らしになるかなぁ、とヤマと関係無いエピソードは如何かと思い、日記投稿。
え?気晴らしにならないって?
こりゃ失礼しました

追記:このエピソード、面白いと思って頂ければ転載とか構わないのでドーゾドーゾ。
おはようございます。
信号無視は道交法違反だから自粛とは違うとかこねそうですが、素直におもしろいです。
同様のストーリーで、路上禁煙のお願いの看板の前で喫煙する登山者とか、
中央線の女性専用車に乗るオヤジ登山者とか、
優先席の前で携帯で大声で話すヤマガール(死語)とかも作れそうですね。
p.s. 自粛要請に従わないパチンコ屋の前に開店前から並ぶ登山者というのも有るかな
tatsucaさん コメントありがとうございます。
屁理屈こねた小話ですが、「手段」「目的」「本質」を切り分けた構造になってる話です。
個々のスタンスはどうあれ、みんなで今解決しなければならない課題の「本質」を見極める事が出来れば良いですね。
land-raiderさん こんにちは!
本質はまさにこの通りなんですよねぇ
でも、本質をとらえて行動している人を見て何も考えない人が
「赤信号みんなで渡ればコワくない!!」的なことになってなし崩し的になることが
怖いですね。
自分はちゃんと考えているから大丈夫→あの人もやってるから大丈夫→みんなやってるから大丈夫
結果→登山=悪
になりませんように・・・
悩ましい
ronron9545さん コメントありがとうございます。
おっしゃる通りのロジックがコワイですね。
私はバスフィッシングをもう一つの趣味として25年以上前から継続していますが、外来魚→害魚→悪→それ釣る人も悪
の辛い経験があります。
ですから、皆さんに同じ目に遭ってほしくないのですわ。
コレに関して面白い話。
当時、生物多様性云々、外来魚、害魚と騒いでブラックバス=悪を決定的にした人物は…。
今、都知事やってるw
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