色々いきさつがあり、タイトルの件、触れてみる。
先に結論から言うと、救助費用負担は誰が?に関しては答えが出ないというのが私の答え。
なぜなら、我々は日本という枠組みのなかで社会生活を送っているから。
「社会とは」相互扶助の考えがベースにある。
皆が関与することは皆で賄いましょうってやつだ。
一方、自己責任ってやつもある。
皆が関与するわけではないので、自分自身でケリつけてねってやつだ。
この境目はどこにあるか?
結論、すべての事象に対して当てはまる主観的客観的に同意できる境目は無い。
(客観的に「アンタの都合だろうよ!」と言っても当事者が「自分だけの問題ではない!」と価値観割れる事が多々あるのよね。)
さて、抽象的にわがりにくい話をしても面白くないので、現在進行形の問題に触れてみよう。
静岡県、350万人いるよね。
山岳救助にヘリ飛ばすの、年間どれだけ?
山岳救助費用総額いくら?
岐阜県190万人
長野県197万人
富山県99万人
大枠では富士山+南アルプスと北アルプス+中央アルプスの比較かな。
各県、県民一人あたりの山岳救助に要した費用負担は?
計算してみるのもアリかと。
(一人100円負担すると岐阜県の場合1億9千万円だね。ヘリ飛ばすの1時間60万円なら一日8時間飛ばして480万円、40日間分の燃料費か…)
ま、問題はそこじゃないし、日記の前半で書いたように相互扶助の考えを私は支持するので、世の中金じゃないよと思うのだけど。
お金では無いという意見には原則賛成なんですが、携帯取りに戻るようなアホの子を無くしたいってのも本音としてはあります。
>お金じゃない
>アホの子なくしたい
その通りですね。
先ほどマトヤンのyoutube動画のコメント見ましたが、その内容を見ると、登山者ですら費用負担を懲罰的な側面と捉えているようです。
ランドレさんおっしゃるような「相互扶助」的な考えから、慎重に考える意見は少数派のようです。
動画は私も拝見しました。
かつて、小尾さんや森下さんが調査解説されていた内容同等の物で、的を射ています。
ただ、私は貴殿の言われる「登山者ですら懲罰的な側面」という部分が、どこを指しているのか、わかりませんでした。
相互扶助、社会性などに関して考える人が少数派なのは自然な事です。近年、多くの人が社会性を軽んじる世の中になっていて、それが今回の有料化への原動の一つになっているのですから。
皆さんに考えていただきたい事は、自己責任という考え方は、解釈を間違えると社会性を放棄する考えに繋がりますよ、ということです。
皆さん、お金に関しては意識高く、
意見が活発ですが、同じくらいの熱量を、安全登山に向けて議論や活動を行って欲しいと、私は思うのですよ。
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