随分前のことだが、コピーライターの糸井重里さんのコンテンツで様々な食材を用いてジャムを作る企画連載があった。
イチゴやオレンジはもとより、パイナップルや梨などジャムにするには少々レアな食材も加工していて、目新しさもあり楽しいコンテンツだった。
その中で一際印象に残った食材が小豆だ。
出来上がりを試食するコーナーで「これは…アンコとの違いはどこにあるのですか?」との問いに糸井氏は
「心です。」と断言されていた。
こころなんですよ…大事なのは。
自分自身がどの様な心境で事象に向き合っているか、それによって結果は千差万別なのですな。
例えば、「押井守がルパンの監督に!」との文言を見て、「なんのことやら?」と思うか「ふーん…そうなんだ。」と思うかハタマタ「エーッ!!!」と驚くか。
それは自身の過去経験値とその時の心境によって、それぞれの方の受け止め方に差が生まれるのだと思う。
ところで驚いた人、「が」は平仮名だ。
知ってるか、そんなことは。
さてさて。
メディアでバックカントリー遭難だの、コース外だのゴチャゴチャ報道されているが、先日の報道に「山スキーで遭難」とあった。
「ほぅ…」と気に止まったのだが、中身を見ると報道している側も、それを見てコメントしている側も「バックカントリースキー」と「山スキー」のカテゴライズが曖昧になっているようだった。
それってさ、小豆のジャムとアンコくらいの違いでしかないぜ。
さてさて再び。
今日の日記が何のことやら全て理解できる人は、きっとオトモダチになれそうな気がする。
みんな仲良くオトモダチになって、戦争なんてさっさと止めてアニメの中だけでちゅどーんってやってる平和が早く訪れる事を祈ってるよ。
水上スキーをやってた自分から見ればどちらも山スキーです(笑)
近年、インドアクライマーが岩のゲレンデを外岩と呼ぶように山スキーという呼称はゲレンデスキーヤーの視点ではないでしょうか?
本来、スキーとは山を移動する手段として発展してきたものなので、特定のカテゴリを山スキーと呼ぶには違和感を覚えます。
一般的に山スキーと呼ばれるものは、山岳スキーとしたほうが誤解を招きにくいと思います。
バックカントリーもリフトアップした奥の山って意味合いですよね?
コメント頂いた事で私のイイ加減な日記の価値がグッと上がりました。
そうなんですよ、スキーってそもそも高低差や沈み込みのある雪面を効率良く移動するための手段として発展してきたのですから、平原や丘陵地を含む所謂「山」で行う前提ですから。
現在の日本ではゲレンデスキーが「スキー」であってゲレンデ外でのスキーを特別扱いする状況になってますね。
歪んだ言葉の変化というか…車のトランスミッション方式で言うところのMT車を「ミッション車」って言っちゃうみたいな。
トランスミッション駆動方式の対比はダイレクトドライブ駆動なので相当レアな車ってことですね。ドラッグレーサーかww
物事は多様な変化を続けて行くのでしょうが、かつての「オートバイ=不良」の様な、おかしな方向に進まない事を願っています。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する