今朝、流れてくるトピックスにモンベルの新製品紹介が含まれていた。
保温ボトルをリニューアルしたとの事。
モンベルのアルパインサーモボトルは業界内では後発販売だった事もあり、コストパフォーマンスに優れた良い商品だ。
それが更にリニューアルとな…。
紹介記事を読んだ。
…。
…。
見事なまでに典型的な四角い車輪の再発明だ。
素材をステンからチタンに変更した事により、40gの軽量化を達成。
しかし、保温性能が6時間後に78℃キープから70℃キープに低下。
私はモノづくりを生業としているが、この仕事で一番大事な事は「本質を大事にする」だ。
車輪で言うならスムーズに転がるだ。
これでFunction is beauty とは呆れる。
40ml少なくお湯入れればいいだろ?
460mlではどうしても足りないって場面がどれだけある?
いやあるかもしれないが、そのレアケースの為に倍まではしないけど高価になり、性能劣化。
チタン教信者に売れれば良いのか?
機能製品を作るメーカーとしての矜持を忘れていないか?
モノを作る職人として、他山の石とさせていただきます。
「40ml少ないお湯」の意味がわからなかったのですが、モンベルのサイトをのぞいて意味がわかりました。
500ccの同容量で、ステンレスからチタンに進化(?)した事により、
重量は40g軽くなったけれど保温力は8℃(6時間後)低くなり、金額は2,970円も高くなったのですね。
モンベル社は『世界最軽量』みたいな製品が好きなようですが、現場では使いずらかったり使い物にならなかったりします。
このボトルも同じ匂いがしますね。
まあ、おっしゃる通り、40gにこだわりたい方がお使いになるんでしょうね。
旧来のステンレスモデルが廃盤になってしまったわけではありませんので
あくまでもスペシャルモデル(?)ということで
選択肢が増えるのは良いことなのではないでしょうか。
尤も、40gの為に性能低下と価格高騰を受け入れる人がどれだけいるかは疑問ですが。
どのような物つくりをしようが、メーカーの自由なので消費者がとやかく言う筋合い無いのですけどね。
売上あげてナンボですし。
でも、ツッコミどころ満載の商品出してくると恥ずかしくないのかなぁ…?と思います。
また、それを買う買わないも消費者の自由なのですが、私は買わないですねぇ。
アークのSVジャケットやピークパフォーマンスのウェア買うのはアリと思いますが。
(買えんけどwww)
だって「所有欲を満たす為の商品ですよ」ってスタンスのメーカーですからね。
趣味の物に不合理なコスト掛けるのはアリです。
反面、私は焚火に着火するのにファイヤースターター使わないタイプなので、このボトルは買わないですねぇ。
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