ソール張替え（スカルパ／ゼログラビティー10GTX）

　６年ほど使用してきた登山靴のソールが剥離してきたので張替えてもらうことにした。スカルパのゼログラビティー10は比較的重い荷物を背負った夏の縦走登山を中心に使用してきたが、去年の縦走中に部分的に剥離が発覚。下山まで持っくれー、と祈りが通じて（？）事なきを得たがこのまま放っておく訳にもいかない。例えばゴアブーティーが破れて漏水してしまう状態ならソールの張替えも躊躇してしまうが、幸いソール以外に大きな問題点はない。登山靴は「足への馴染み」が（特にオールレザーのモデルは）大事だからそう簡単に新しいものに替える訳にもいかない。
　夏山シーズンインの前にS岳荘に持ち込み張替え可否の確認。対応可とのことでソールとラバーバンドの交換合わせて13,000円の見積も妥当と判断し修理に出すことにした。
　仕上がりには予想以上に満足感あり。ソールの張替えは登山靴限らず何度か行ってきたがいずれもウェルト仕立ての靴で、最近の圧着式のものではどうなのかな？と少々不安もあった。が、以前同じ状態（ビブラムも同じ物）で戻ってきたのは嬉しかった。耐久性に関してはこれから使ってみて、ということになるが2~3シーズンの延命措置になれば御の字と思っているので今年もガンガン使って行きたい。