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2016年06月07日
ビジュアル江戸三百藩
36号 【特集藩】一関藩、白河藩、飫肥藩、飯田藩、鯖江藩、下館藩
一ノ関藩3万石の最初の藩主は、伊達政宗の十男:伊達兵部宗勝公。
しかし、山本周五郎作「樅の木は残った」にも書かれている、寛文事件(伊達騒動)の首謀者として罪を問われ、土佐(高地県)に配流となってしまう

その後、伊達政宗の正室:愛姫の出身である三春田村家再興のため遺言を残し、孫の宗良に田村姓を名乗らせ、田村宗良の子供の田村建顕が岩沼から移り、初代一ノ関藩主ということに

なお田村家は、征夷大将軍:坂上田村麻呂を祖としているとのこと。
一ノ関藩は3万石というものの、親藩である仙台藩の伊達62万石に含まれており、城も持たなかったので、従属の支藩扱いだったようです。
今では、城下町の名残はほとんどありませんが、この本のように記録が残っていくと、地域づくりにつながっていくのではなかろうかと

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