津軽の黄昏

今日は思うところがあって、津軽平野と岩木山に沈む夕陽を見たくなり、津軽の展望台、志賀坊森林公園へ。
日本海に沈む夕日が、岩木山と夕焼け雲、青空の姿を刻々と染めていきます。
黄昏時から落日まで、津軽製のタムロン交換レンズで何回も何回もシャッターを切りながら考えました。

人の一生とは？

長生きすれば、それだけ良いことがあるのかも知れませんが、その生涯を何に費やすのかと・・・。
残りの人生、自分が出来ることは何だろう？・・・。
誰かの役に立つことができるのだろうか？と自問自答。

落日の後、空には替わって綺麗な三日月🌙が輝き出しました。
ああ、人生が終わったとしても、代わりに輝き続けるものが有るのだなと。

もう25年ほど前になるでしょうか。
藤崎出身の同僚の結婚披露宴で、親友代表スピーチをした貴方にお会いしたのが、最初で最後、一期一会となってしまいましたね。
偶然にも今年、津軽地方のための仕事に転勤になったのも、何かの引き合わせかご縁だったのかも知れません。

津軽にいるうちにもう一度お目にかかれればと思いましたが、もう二度とお会いすることが叶わなくなってしまいました。
自分より3歳も若くして、余りにも早く逝ってしまわれた、津軽の星、いや津軽の太陽、木村太郎さんのお悔やみを慎んで申し上げます。