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そこで目にとまったのが、津軽出身の有名な小説家「太宰治」の「津軽」の冒頭に書かれている「津軽の雪 こな雪 つぶ雪 わた雪 みづ雪 かた雪 ざらめ雪 こほり雪」。
太宰曰く、出典は「東奥年鑑」(東奥日報社という青森の新聞社が毎年出版している)とのこと。
昭和16年の東奥年鑑には、「気象の常識」という項目が有り、確かに太宰が記した7つの「雪ノ種類」が掲載されています。
それでは、東奥年鑑は何を根拠に記載したのかというと、青森地方気象台の文献によると、昭和15年に開催された「東北6県の気象協議」で決められたとの記述がありました。
岩手県大船渡が誇る新沼謙治さんの「津軽恋女」の影響で、てっきり七つの雪は津軽オリジナルのものだとばかり思っていましたが、東北6県の気象台関係者によって決められたと言う意外な結果が分かりました。
さて、明後日は「大寒」ですね。
今度のミッションは、7つの雪の同定と行きますか・・。
といいつつ「津軽恋女」ではなく、ひとり酒〜手酌酒〜ホロリ酒〜男酒(吉幾三さんの「酒よ」)になっていますが。(画像1:大吟醸)
それで夕方のRAB青森放送ニュースを見てたら、またまたビックリ(゚o゚)/
樹氷らくがきの対応をしていた八甲田ロープウェーのE社長さんが、昔、仕事でお世話になった方でした。今度、会いに行かねば。
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