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2015年09月24日 15:14星レコ全体に公開

富士山 秋の星空

富士山で満天の星空を眺めながら天体撮影を楽しんできました。
9/21夜、マイカー規制が解除された富士山スカイラインを走行し、
富士山五合目(富士宮口)に向かいました。
窓越しに見上げる空は厚い雲に覆われ星空は見えません…。
西臼塚の辺りでは雨も降ってきました。半ば諦めムードでしたが、
標高1700mを超えたくらいでしょうか?徐々に霧が薄くなり星が見え始めたのでした。どうやら雲の上に抜けられたようでした。
五合目駐車場に到着したときには満天の星空が広がっていました☆

1等星の少ない秋の星空は、街中で見るとなんとなく寂しく感じます…。
そんな秋の星空も山などでは別世界の輝きです。条件が良い時には肉眼でも6等星くらいまで見えたりしますので、まずその星の数に圧倒されます。
この日の富士山は特に北天の星空が素晴らしいと感じました。はくちょう座〜カシオペア〜ペルセウスなどへと続く秋の天の川の流れは、宝石を散りばめたような美しい輝きを放っていました。

星空を眺めているだけでも十分満足できる素晴らしい夜でしたが、この日は新月期でしたので天体撮影にもトライしてきました。
この数ヶ月は、引越しなどもあり忙しいばかりで…。
カメラを手に取るのも本当に久しぶりでした。
4月以来ですので半年近くの間、山にも撮影にも行けずじまいでした。
ひとつひとつ手順を確認しながら赤道儀を操作して、望遠鏡を星空に向けました!

【写真左】秋の星座の代表格、アンドロメダ大銀河をクローズアップして狙ってみました。
この日の私のように、アンドロメダ星人も「秋はこれが最高だよな」とかつぶやきながら、230万光年彼方から私たちの天の川銀河を望遠鏡で見ているのかもしれません!?(笑

【写真中】さんかく座の渦巻銀河です。
大きな銀河なのですがきわめて淡い天体ですので肉眼では見つけることは難しいです。
写真では長時間露光することで渦巻き模様が浮かび上がってきます。私たちの銀河系も外側から見るとこんな形をしているのでしょうか?

【写真右】こぎつね座の惑星状星雲(M27)。
惑星状星雲は太陽ぐらいの大きさの星が最後を迎えるすがたと言われています。50億年後の我々の太陽のすがた???

ここ数ヶ月は慌しい毎日でしたが、引越し後の生活も少しずつ落ち着いてきました。
季節も良くなりましたし、カメラ片手にまたハイキングも楽しんでいきたいと思っています。まずは体力づくりからですね!
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