クライミング技術の動画が間違っていたらどうするの、という話題。
古賀志山の、とあるエリアでの出来事。
岩場に到着すると、高齢のクライマー二人。男性が1ピン目までリードしてビナを残置してすぐに降りてきた。するとパートナーの女性がトップロープ形式で登り始めた。アンカーとなるのは1ピン目のハンガーボルトのみ。一寸注意しようかとも思ったが、こちらもロープをハーネスに結ぶなどの準備中だったこともあり、黙っていた。
次に私が登り始めようかという時、リードフォロー時の声の掛け方についてその二人は話題にしていた。話が聞こえてくるのを聞いていると、どうもクライミングのやり方をインターネット動画を参考にしている様子。あの動画ではどうだったとか、云々。しっかりしたクライミング技術を知っている人から教えてもらっている様子はなかった。
おまけに、岩場基部から移動する際にラペルしていかれたのだが、先行された男性の後、最後の女性はしっかりとしたラペルの技術は出来ておらず、セルフビレイを取っていない状況で、ロープから両手を離してしまっている。傾斜が緩く何らかの抵抗があったから落ちないで済んでいるものの、場合によっては大事故。ロープセッティングも拙く、とんでもないものを見てしまった。
クライミングを始めていかれようとする方は、しっかりとした技術を持った方から安全な正しい指導を受けてください。ネットでアップされている技術動画が全て正しい、安全とは限りません。というか、初めての人はそうした判断はできないと思われ。。。
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