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大峠といえばキスゲが思い浮かぶが、さすがに遅いようで、もう種が膨らみ始めていた。2週は早いほうがいいだろうか。
流石山の稜線にキスゲの残りを期待して坂を登ってもいいが、今回は未踏の三本槍への稜線をつなぎたい。
駐車場へ9時ごろ着くと10代に満たない台数。秋に来た時もすんなり停められた。聞いた話ではすこしの雨でもキスゲの季節のが混むらしい。峠までじっとりと重い空気が居座っていて虫も多い。峠の直前になって足元にフウロが咲き出す。道標あたりにはシャジン、シモツケ、ウツボグサ、フウロ、キリンソウ、コキンレイカなど。キスゲには間に合わなかったが花畑状態に声が出る。左手に少し上がって振り返ると、いつも悶えながら登る大峠山がとても大きく見える。一段上がったあたりからクルマユリがちらほら。ホツツジは満開。もう少し上がるとつぼみのリンドウや、いまにも咲きそうなウメバチソウ、見落としそうなコゴメグサ。鏡沼の展望台が見えるころ、三斗小屋方向の谷筋からすごい勢いで真っ白なガスが登ってきた。三本槍はあきらめて展望台で引き返す。前回ここに来た時はガスで沼が見えなかったが、今日は甲子朝日まで見えた。往復4時間足らずだったがストレスは発散できた。
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