|
|
|
なにせ山だから天候が変わりやすいし、雨も降るし雪も降るし雹も降るし雷だってなるし。
ワタシはまだ3000M級の山に行ったことないので、森林限界のなんにもさえぎるもののない稜線での怖い体験はないです。
わたしの乏しい経験の中で、怖かったなぁあのときの霧。
っていうのと、ぜんぜん怖くなかったなぁあの時の霧。
という二パターンが存在することに気が付いたのです。
怖くなかった霧は、初めていった時の大菩薩嶺。
一枚目のお写真がそうです。明るいでしょう?なんか木の生え方とか山の傾斜のゆるさみたいなのがきっと関係してるんだとおもうんですよ。
この場所はたしか福ちゃん壮に行く途中の登山道だったと思うんです。
この日は梅雨の平日で、一日通して濃霧だったです。
山道を車で走っていくときに、ライトをつけても霧で前が全然見えなくて徐行した感じで走ってった覚えがありますもの。
眺望というものは一切なかったんだけど、私はこの濃霧の中で「どっか別の世界につながってそうな霧だなぁキレイ」という感想を持ちながらてくてく歩いたのでございます。たぶん寒くなかったのも怖くなかった大きな要因だと思います。
二枚目の写真は、西穂山荘からロープーウェイへ下りていく登山道で、これも怖くありませんでした。10月の上旬に、テントを担いでデビューした日です。
時間が早朝6時台で、霧も別にそう濃くなくて、明るくて、寒いけどそれよりもこけずに上手に下りて行かないといけなかったので怖いとか言ってる場合じゃありませんでしたし。
3枚目の写真が、怖かった霧です。
三頭山に11月に行ったときのものです。
山全体の明度が1段下がるような暗い霧がたちこめていました。それに、山肌をとても冷たい風が駆け上がってきて、それとともに霧の中を歩いていたら周りからパラパラと音がしはじめました。
雨の音にしては硬いし、なにかなぁ。と目深にかぶった雨具のフードをすこしずらして、上に少し顔をあげたら パチン と顔にあたるものがありました。
雹です。小さな氷のつぶてでした。
すごく寒かったので転ばないように急ぎ足で降りました。降りても降りても霧は続いて、でも駐車場に下りたら晴れていた。という怖かった霧でした。
山が、真っ暗だったんです。ヘッドライトを出したほうがいいのかな、でもまだ道は見えるよな。などと思いながら歩いたのです。午後2時ごろだったので、暗いのも無理はなかったんですが、それにしても霧が入るとむっちゃ暗いんだなとぞわっとしました。
以前の日記にも書いたかと思いますが、ここから帰った後に何度か三途の川を渡りかけた経験のあるペットのヤモリに一日中威嚇され続けた挙句、撮影した写真を見たら写真に光の玉がいっぱい。
お化けの写真かどうかはあまり気にしてないんですけども、一分違いの富士山の写真にはそんな球体写ってないのでこれはお化けだったのかもね!
ということがあったのもここですね。
その後日談になりますが、このあとワタシのかわいいかわいい愛車がぶっ壊れました。
今の買い替えに至る流れは思えばこのへんからはじまってたのかな・・・?
アレ?やっぱり持って帰ってきてるかな?お祓いいったほうがいいかな?
車がきたら一緒にお祓いするかな!
なにがいいたかったかと言いますと、やっぱりそのときどきの印象で好きになる山と怖くなって二度と行かないだろう山ってわかれるんだなぁってことでした。
ひとりもっちでも登れたし、無事に帰ってこれたし、楽しくて満足したはずなのに不思議です。
初めましてこんばんは!
私も夏に行った三頭山が同じ様な霧と言うより雨でした。
幻想的な様にも見えたり、でも暫く誰にも会わなかったので、怖かったですが(^_^;)
熊鈴鳴らして気を紛らわしてました(笑)
最近、山での不思議な体験日記を拝見するので、山には何か不思議な何かがあるのでしょうね?
miwa1218さんはじめまして。こんばんわ!
三頭山に行くとき、上野原のほうから山を何個も超えて都民の森の駐車場に停めたのですけど、そんときに思ったんですよ。
山深すぎるって。だからちょっと気温の上下が激しかったりする日はあっという間に天候が崩れたりすんのかなーって。中央道走ってる時も、トンネル1個抜けて上野原に近づいたら濃霧。というパターンがよくあるのであのへんはちょっとお天気が不安定だと霧が出やすいところなのでしょうね。
雨雲の中にいる感覚、誰もいない登山道、その場面を想像するとブルブルしちゃいます。
わたし、山は身近な異界だと思ってますよ〜〜。
近くて遠く、自分の足でしかたどり着けない非日常が、ぽっかりと口を開けて待っているのですー!
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する