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正月は家族で実家に戻りました。実家は吉備高原のど真ん中にあります。岡山市内とは違い,標高350mの実家は,雪がちらつく寒いお正月でした。朝から雑煮を食べ,一杯飲んでうとうとする幸せな一日。昼になって,墓参りをし家に戻る途中,青空に黄色い実りを多数発見(写真1)しました。
柚子です。家の表にあるこの木は毎年多くの実をつけます。この時期はだいぶ無くなっているはずが,上の方にまだたくさん残っていました。(ちなみに下の方は,人も含めていろんな動物に取られていくらしいです。)「正月は働いてはいけません。」と言われますが,そのまま傷んでしまってはもったいないので,収穫しようということになりました。(本当は自分が柚子湯に使いたいと思ったのが一番の原因。)次男が収穫に乗り気で高枝切りで奮闘し,かごいっぱいの柚子を収穫しました(写真2)。
柚子湯は冬至に入るのが一般的な慣わしです。しかし,年が明けてもあの雰囲気は外せないと思い,風呂に入れて楽しむことに。形の整ったものは料理で使い,少し小さいものや形の崩れたものに切れ目を入れ,ネットに入れて湯船に浮かべます(写真3)。たくさんあった柚子を浮かべると,よい香りの湯になりました。柚子は刺激が強いため多く浮かべるのはよくないようですが,爽やかな香りとピリッとくる湯の感触に,子どもの頃,祖父と一緒に入った風呂のことを思い出しました。少しの間浸かっているだけでしっかりと体が温まります。風呂から上がっても温かさが続く感じ。しばらくは贅沢に風呂で使わせてもらおうと思います。
柚子湯で始まるよい新年になりました。(^^)
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