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もちろん否定的なご意見もあると思いますが、私は賛成のほうで、こういうのも面白いなと感じたものです。
(※岩田さんの下のお名前が文字化けするかも。「たにいずみ」さんです)
その後は西丹沢のほうもすっかり足が遠のいてしまったのですが、去年の1月に「不老山」に登ったときに、山頂から駿河小山への下山で、岩田さんの道標がいくつも残っていて驚きました。
と言うのも、2017年に岩田さんが亡くなられたというお話はうかがっており、これらが更新されることはもう無いのだな、後は朽ちていくだけかと思っていましたので。
不老山(2019年1月19日)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1710132.html
さて、「道しるべに会いに行く」(浅井紀子 著・三宅岳 写真、風人社発行)という本が、9月下旬に発売になりました。
岩田さんの道標(53点)に関する詳しい紹介や、三宅さんのカラー写真集などで構成されています。
道標の記録は、自分で写真を撮るくらいしか残せなくて、この本を読んでみて、本当に貴重な内容だなぁと感激でした。
岩田さんには一度お目にかかったことがあるのですが、大変気さくな方で、そのお元気な姿を思い出しました。
この本を参考に、まだ残っている道標に会える山歩きを、またできたら良いなと考えています。
道しるべに会いに行く 丹沢・不老山周辺の岩田㵎泉さんの道標
http://www.fujinsha.co.jp/book-michi-yama/9784938643942-2/
masaiさん はじめまして。
ご紹介いただいた「道しるべに会いに行く」を書いた浅井紀子です。本を読んでいただいてありがとうございます。
この本は、道しるべに会ったことがあり、懐かしく思い出してくれる方がきっといると思って出版しました。また、この道しるべを知らなかった方が、今ならまだ少し道しるべが残っているこのルートを歩いてみようと思ってくれたら嬉しいと思いました。この本では、道しるべをめぐるトラブルにはほとんど触れていませんが、実際には何があったのだろうか、と興味を持って下さればいいなという思いもあります。
共著者として写真を提供してくださった三宅岳さんを始めとして、ブログやHPの写真をお借りした方々が、面識もない私からのお願いに快く協力してくださったおかげで、この本ができました。不思議な魅力をお持ちの岩田さんのマジックのような気がしています。おっしゃる通り、岩田さんには熱烈なファンもいれば、敵もいたのだと思います。しかし、山を愛する気持ちや、ハイカーに喜んでもらいたいという気持ちは、まっすぐで誰にも負けない強いものがあったことが伝わります。
この11月で岩田さんが亡くなられて3年です。道しるべはやがて、朽ちて行くと思いますが、豊かな自然がこれからもずっと守られていくように、多くの方が歩き続けてくれることを願っています。
コメントをいただいていたことに全く気付かず、大変失礼しました。申し訳ございません。
岩田さんのマジック、本当におっしゃる通りだと感じます。
山を愛し、また美しい自然がずっと残りますようにという気持ちが、道しるべを通して強く伝わってきます。
そんな道しるべたちは残念ながらいつかは失くなってしまうのでしょうけど、浅井さんの書物はずっと残るもので、大変素晴らしいと感じております。
このご時世で、岩田さんの道しるべが残る山になかなか出掛けられないのは残念ですが、そう遠くないうちに道しるべに会いに行けたらなと思います。
コメント、本当にありがとうございました。
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