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鳴神山（仁田山岳）からは里山の稜線に白い山が見え、谷川岳と武尊山というのはすぐにわかります。ところで、谷川岳は赤城山と同じく複数の山頂・山稜の総称であり、一般的には主峰のオキの耳のことを言うようですが、鳴神山からオキの耳は見えているのでしょうか。
それを考察するのがこの項の第一命題となります。
大画像をこちらに用意しました。鳴神山からの黒檜山〜谷川岳〜武尊山展望です。
http://tancro.e-central.tv/grandmaster/tenbou/narukami2tanigawa.jpg
谷川岳考察
・谷川岳だと見えているのは、万太郎山とオジカ沢の頭。間に見えているピークを調べたら俎�瑤世辰拭�
・仙ノ倉山は確実に見えているが平標山は微妙に見えていないだろう。
・トマの耳は見えているようだがオキの耳は微妙。オキの耳と同じレベルで一ノ倉岳も見えているかもしれない。
武尊山考察
・武尊山（沖武尊）は確実に見えている。
・剣ヶ峰は前武尊山とほぼ同じ方向でピークだけが見えているようだ。
・中ノ岳は家の串山に隠れて見えない。
ついでに黒檜山考察
・黒檜山の山頂はほぼ平坦に見え、赤城山大神とビューポイントの中間に三角点＋山頂標識のある黒檜山がある。
ところで、鳴神山展望考察では、谷川岳手前に黒檜山から袈裟丸山をつなぐ稜線が重要な意味を持っていて、どの尾根が見えているのか気になっていました。それを解明してくれたのが、soyano999氏の「赤城山〜袈裟丸藪修行」です。このルートがあって初めて「鳴神山から谷川岳は見えるか」を考察する気になったわけです。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-715621.html
鳴神山展望考察はこれでおしまい。
このあとは、「師匠の山岳展望2016年再計算」を某所にアップする予定。
いつも興味深い記録や記事を公開してくださり
ありがとうございます。
安蘇の地味な感じが好きなのですが、
どの山頂から安蘇の山々を眺めてみても
同定に時間がかかります。
展望のきく一床や熊鷹のやぐらからの
展望マップを作っていただけたら嬉しいです。
いつも、「あれが山王だから向こうは・・・」
「あれが大鳥屋だから隣は・・・」と、
長々と順を追って確認しています。
私以外にも、期待していらっしゃる方がいますよ、
きっと（笑）
以前公開してくださった、金原山と三床山の間にある
蛙岩からの同定記事も、大変参考になりました！
そうそう、ソヤノさんのあの縦走記録には、
本当に驚かされましたね！
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