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和佐又山ヒュッテを起点に反時計回りで、大普賢岳・七曜岳・行者還岳周回です。
大普賢岳周辺の鎖場は至極かんたん。ごくたまにある垂直の階段もへっちゃら。一番危険だったのは斜め45度の鉄階段。二足歩行だとバランスが悪く、梯子から落ちたらアウトの所があるのに、四つん這いになるとザックが覆いかぶさってきて歩きにくい。
行者還岳は北からの道を歩くとほぼ平坦な尾根道で、非常にあっけなく登れてしまいました。最もきつかったのは、沢まで下りてからの怒涛の登り返し。岩場あり、階段あり、登ってばかりの巻道ありで疲れました。
前置きが長くなりましたが、大普賢岳は少しだけ木がじゃまをしてまして、ちょうど富士山方向が見えません。それでも、山上ヶ岳からの奥駈道の大半を見渡すことができ、大台ケ原では大蛇�瑤鯊羞舛涼爾辰海砲靴浸獲討埜�ることができました。
それから、地形図の国見岳の位置が山岳展望で調整がきかない。自分が歩いたGPS情報で国見岳のデータを入れると、一つのピークにぴったり合致しました。
下記リンクが大画面の山岳展望図になります。関東・信州の山をメインに歩いている人たちからすると、奈良県の山はあまり身近には感じてもらえないかもしれませんが、世界遺産の雰囲気を味わってもらえればと思います。
http://tancro.e-central.tv/grandmaster/tenbou/jpg/daifugendake.jpg
表紙になった写真１は、七曜岳から見た大普賢岳・小普賢岳・日本岳の雄姿です。
写真２は微妙な傾斜の鉄梯子。下りは二足歩行では非常に危険です。
写真３は沢からの登り返しの岩場。10時間山行の8時間目でこんな登りがあるのは反則です。
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