お山での挨拶の意味

昨日、高尾界隈の小仏城山、景信山と、
久々に東京都民憩いのお山を歩いてきました。
小春日和の彩りがあちこちに散りばめられた中、
気持ちよく歩くことが出来、新しい年度に向けて
大いにリフレッシュさせてもらいました。

今回、憩いのお山を歩いただけに、
普段にもまして多くの人とすれ違いました。

お山ではすれ違う人と挨拶をするのが、
一種のマナーであることは皆さんご存知かと思いますが、
様々な人々がすれ違うこうしたお山だと、
挨拶をすると中にはえ？という反応をされる方も
時々いらっしゃいます。

ですので、できる限り明るく爽やかに挨拶をし、
普段お山にあまり馴染みがない方々にも、
ああ、お山では挨拶をするものなんだな、
と伝播すればいいな、と思いながら挨拶しました。

お山での挨拶は、単なる合図だけでなく、
安否確認の意味合いが強いとぼくは思っています。
もし、体調に異変を覚えている人とすれ違った場合、
多人数パーティーでも、
皆同じ方向に歩いているのでわかりにくいですが、
すれ違うとその人を見るので、
より異変信号を感じ取りやすくなる可能性があります。
また、遭難等の万一の緊急事態時に、
どこで誰とすれ違った、という情報は非常に重要なもので、
挨拶をすれば多少なりとも印象に残り、
より良い解決の方向につながる可能性があります。

それらはあくまで可能性ですし、
その要素は微々たるものかもしれませんが、
少しでも高まるかもしれないことを考えれば、
挨拶はしないよりする方がずっと良いです。

昔は、ご近所さんとすれ違えば、
誰彼構わず挨拶したものですし、
地方では現在でもその風習は色濃くあるでしょう。
これはやはり単なる合図の意味合い以上に、
双方の安否確認の役割を果たしている側面が
強いのではないでしょうか。

いろいろな人が歩く憩いのお山で、
出来る限り挨拶をして回って、
その意味が大なり小なり伝わればよいなと思った
今回のお山歩きでした。

コメント

fujixx

RE: お山での挨拶の意味
motchさんこんにちは！
私は山で挨拶するのが大好きです。
こんなに多くの人と、その時だけでもコミュニケーションとれる機会って
山以外じゃなかなかないですよね。

人が多い山ほど、し慣れてない方が多いのかもしれませんね。照れや恥ずかしい気持ちがあったり。
なので、motchさんのように「挨拶の意味に気づいてくれたら」という姿勢で
いるということも、大事なんだと
改めて気がつきました。
いつでも気持ち良く自然に挨拶を交わしたいですね！
ありがとうございました(*´ω`)

motch

>fujixxさん RE: お山での挨拶の意味
こんばんは。
再度コメントくださり、ありがとうございます。

人が多いと、いろいろな人がいますし、
むしろ人とコミュニケーションを取りたくない、
という人もいるのかもしれないなあと思います。
今回は、実際に挨拶しても無反応な方もいました。

まあ事故とか病気とか起こらないことが一番なんです。
挨拶することで、その発生を抑止することに
ほんの僅かにでも寄与すればなあと思いつつ、
でもお山という日常世界から離れた場所なんだから、
人同士で労わり合おうよ、とも思います。

特にお子さんには爽やかに挨拶したいなあと思います。
ぼくも昔の幼少時代、父に山ではすれ違う人に元気よく挨拶しなさい、
と教わりましたので、そういうのが次の世代に伝われば。。。などとも。

まあいろいろ思っています。