その前にトレランの締めとして霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル(全38km)を
走ろうと思ったのですが、前日の大雨と当日の強風のため取りやめ、
諏訪湖周回ランニングコース(1周約16km)を走りました。
諏訪湖周回ランニングコースはその8割ほどがゴムチップ舗装された
脚に優しいコースで、東岸の道路沿いに「すわっこランド」という
施設拠点があります。市営のためか施設利用料が格安で、
ロッカーに荷物を置いてそのまま走り、
汗を温泉で流せてメシまで食えるという至れり尽くせりなところ。
https://suwakko-land.com/rs/
その「すわっこランド」を起点としてまずは反時計回りで走り始めました。
とにかく風が強く、どういうわけかどこをどう走っても
向かい風や横風率が高くて途中かなりペースを乱されたのですが、
平均では概ね5分半/km程度のピッチで1周目を終わり。
すわっこランドの前でUターンし、今度は時計回りで更にもう1周。
やはり風はところどころで強く、向かい風になることもあったのですが
1周目よりも向かい風率が低く、25km地点までは快調でした。
しかしそこからじわじわとペースが落ち始め、
魔の30kmあたりでガクリとペースダウン。
最後は棄権寸前のマラソン選手のような様相で何とかゴール。
合計で35kmちょうどのランでした。1km平均は5分53秒。
それにしても、走り終わってすぐに温泉に入れるとは極楽です。
疲労しきった筋肉を冷水と温水とに交互に浸かって時間をかけてほぐし、
手で1本1本の筋肉の状態をチェックし、ぬるめのジャグジーで軽めの刺激を与え、
仕上げにマッサージチェアでうつらうつらしてメンテナンス終了。
締めに軽食をいただいて帰ってきました。
山で35km走るのも相当な疲労感があるのは体感済みなのですが、
ランで35kmというのは関節へのダメージが登山よりもずっと大きいと感じます。
生来の鈍足や貧弱なトレラン経験では山で速く走ることができないし、
地面も土が中心なので関節よりも筋肉の疲労感が強くありました。
山を長距離走った後も特に関節が痛くなることはありませんでしたが、
今回は趾やひざが痛くなりました。フォームの問題もあるのでしょうが、
地面の硬さや速度による床反力の影響も否めなさそうです。
とはいえ、人生初の35km走で目標としていた6分/kmを
何とか切ることができましたし、このままトレーニングを重ねていけば
フルマラソンサブ4も夢じゃない?とか調子のいいことを考えています。
大昔は陸上の長距離ランナーでしたが、
先天的な半月板の奇形のためひざを痛めて陸上をやめてから30年以上。
10年前に痛めたひざの手術に踏み切って
「山は登れるけど街は走れない」という思い込みがあったのですが、
やってみればできるもんです。
ただし、トレランも街ランもあくまで「登山のためのトレーニング」
という位置づけであることが前提ですし、
そもそも競技スポーツが性分に合わないので、なんちゃらの大会に出て。。。
という計画は今のところはありません💦
まずは来年のラン目標として、箱根ガイリーン(箱根外輪山周回)を
へバらず完走することとします。
長文失礼しました。
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