歩行と登山様式に関する個人的考察と分析（１）

先の2ヶ月間、職場で健康なんちゃらキャンペーンとかいうのをやっていて、
各人で目標を立てろと言われたので、2ヶ月で500,000歩としていました。

この500,000歩というのは、10月と11月の日数61で割ると、
1日平均で約8,200歩ですので決してベラボーな数ではありません。
その根拠は、厚労省が発出している健康日本21（第一次）に掲載されているもので、
1997年の男性の基準値が8,202歩であることに依ります。
何だ、四半世紀も前のデータじゃないか、というご意見もあろうかと思いますが、
健康日本21（第二次）では、2010年の男性（18-64歳）の基準値が7,841歩と
減少していますので、四半世紀前のデータ値のほうがより多く、
最近のそれよりベンチマークにしやすいと考えました。

さらに言えば、データはないでしょうがもっと昔の一次産業国家だった頃、
いや文明開化よりも前、勤勉な農民の基準値は
軽く今の倍程度は歩いてたのではないかと想像しています。
そもそも自動車はおろか、自転車さえもない時代でしたし。

さて、私の仕事は基本的に朝から夕方までほとんど歩き回るので、
少なくとも1日に9,000歩、多い日は1日に12,000歩を超えることもあります。
そこで、私の活動量を元に最低ラインの歩数を計算してみました。
1日平均10,000歩で、週休2日で非番の日にほとんど動かないと仮定すると、
1ヶ月あたり10,000×5（日）×4（週）=200,000歩/月、
2ヶ月で400,000歩となり、目標未達成となってしまいます。
しかし、私はお山愛好者ですから、非番の日に家に引き籠もって
じっとしていることは少なく、
大抵はお山に行くかトレーニングをしているかのいずれかです。
ですので、職場目標では一応500,000歩としましたが、
心の底では「そんなのわけないわ」とほくそ笑んでいました

で、実際にどうなったかと言いますと、写真1枚目が10月の記録で、
写真2枚目が11月の記録です。
11月の1ヶ月だけで500,000歩をクリアしたので、悠々目標達成です。
そんなことはさておき、月間歩数に対するお山における歩数、
また登山様式に対する歩数と距離の相関などを見ると、面白い傾向が見えてきました。

（歩行と登山様式に関する個人的考察と分析（２）に続く）
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