9月29日に右膝を手術してから着用している装具は、
あと3日でようやく外すことが許可される。
そして、松葉杖を外すことが許可されるのは10月27日。
皮肉なことに、その日が左膝の手術だ。
やまあるきを目的に最後に山を歩いたのは、
8月13日のこと。もう2ヶ月も前の話だ。
以前のぼくであれば、
それについてさほど強い感興を覚えなかったのかもしれないけれど、
今年はどうにも疼いてならない。
傷の疼きが和らぐほどに、山にいる自分の姿を想像して、心が疼く。
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秋は、多くのひとびとと同じように、山に行きたくなる季節だ。
毎年、今年はどこに行こう、などと考えるばかりだったけれど、
怪我をして身体を思うように動かせない日々が続く中、
その考えの安らかさを心の底から実感するばかり。
最も行きたい頃に、行けないのだから、尚更に。
怪我が治ったら、
どこの山に行こうかなあ、ではなくて、
どんな山に行こうかなあ、と思う。
もちろん、行きたい山はいっぱいあるのだけれど、
行った山でどう過ごすかを、強く意識する。
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復帰までの道のりは、まだまだ長い。
焦らずに。
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