こんばんは。
9週間に及ぶ松葉杖の生活は、12/1をもちまして終了しました。
私事で恐縮ですが、アレが終わりきらないうちにソレ、
ソレが終わりきらないうちにコレ・・・、 というような負の連鎖が、
ここ2年ばかり、ずっと続いていたこともあって、
家からほとんど外出できなかったこの9週間というのは、
それらが詰まりに詰まって、いろいろなことに苛まれました。
せめて、身体さえ思うように動けば、
溜まりに溜まったものは、ある程度発散されうるのです。
お山に行くことができれば、置いていけるものがあるのです。
ぼくは、それ以外の方法で発散する、というのがあまり得意ではないようです。
身体が動かないことそのものが原因というより、
身体が動かないがために、蓄積されていくものが実感されたゆえ、
精神的に厳しい時間を過ごしました。
頭のかたやでは、下肢が動かない方に比べれば、
ぼくのこれは、有限のものであるのだから、大したことではないのだ、
と理解はしていました。
しかしながら、こなたでは、自力でできないことがあまりに多すぎ、
生活が乱れで行く様を目の当たりにして、ただ途方に暮れるばかりの自分に対し、
猛烈な怒りを感じていました。
時間を経て、こうして松葉杖生活から開放され、
まだまだ様々な身体的な動作制限があるにしても、
元通りに戻るためのリハビリを、能動的に行う権利?を手に入れたのだから、
これについては、素直に喜ばしく思っています。
元に戻る、というのは、肉体的な面だけではありません。
肉体について言えば、「元以上に戻る」ことが最低限であって、
元からどれだけ上乗せできるか、という部分が要点です。
これを増進させるに際し、精神面についてこそ、
ぼくにとって非常に重要なリハビリ項目であると思います。
2012年から先の人生(2011年もまだ1ヶ月弱はありますが)、
いつ死ぬか分かりませんが、お山でとっととおっ死んでしまうにしても、
それ以外の理由で死ぬにしても、結局最期は死ぬわけですが、
その前に、ぼくに纏わりついてきた負の連鎖を断ち切り、
乗り越えないことには、死ぬに死ねない。
そのように考え、日々の力に変えています。
今日でリ・ハビリ・スタート4日目です。
傷みを経て、自分の肉体と会話することが、だいぶ習得できた気がします。
専門家から、専門的なアドヴァイスをいただいたこともあるし、
ぼく自身であれこれと調べたことで身につけたこともありますが、
どの部分に、どのような痛みが出て、どのように筋肉が張っているか、
そういうことを細やかに感じ取りながら、日々メニューをこなしています。
もう、某ト○タ車のように、
メインテナンス・フリーで何とかなるような年齢ではないですから、
己の身体と心に対して、誠実に対話していきたいと思っています。
蛇足ですが、マイ・カーは、国産車にしてはメインテナンスにひと際気を使う、
某スバ○のワゴン、もうすぐ9年目です。
motchさん、こんばんは。
まずは松葉杖からのご卒業、おめでとうございます。
しばらくは、リハビリメニューに集中ですね。
目の前に、やるべきこと(やらざるを得ないこと)があるというのは、
思った以上にいいもの(効果的)だと思います。
motchさんには、素晴らしい「正の連鎖」が存在していることも、お忘れなくね。
ricalonさん、こんばんは。
いつもありがとうございます。
自分の二本の脚で立って歩くところまできたことは、ほっとしております。
何にしても、ひとつひとつのカタをつけていかないことには、
その先の「正の連鎖」への道も拓けませんので、
負も、正への循環連鎖であると信じながら、
地道にやっていきたいと思っています。
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