北鎌病（笑）と富士山四方山話

昨今、とみに北鎌に行きたい病が・・・

梅雨が明けて夏山本格シーズンが到来するや、
昨年の北鎌尾根縦走のヤマレコ記録へのアクセスが急に活発になりました。
北鎌に多くのひとびとがご興味を持っていることを考えると、
身体が疼いてなりません。脚もだいぶ良くなりましたしね。
50mのザイルさえあれば、今すぐにでも出発してP2に取り付きたいくらい。
誰か50mのザイル1本恵んでください（笑）

諸事情で、今夏はあまり遠征が出来ず、
出来ても南アか富士山くらい、しかも長期は厳しいので、
1回でもロング縦走出来れば御の字なのですが、
その1回を好きなように選んでいいよ、と言われたら、
迷わず湯俣→P2経由で北鎌縦走を選びます。

と言いつつ、まあそれも現実的には難しそうなので、
ひとまずは今度の木曜の晩に御殿場ルートから
富士山ご来光登山をすることにしました。
このルートは、2年前にまったく同じようにして登りましたが、
ハイシーズンでもガラガラです。
登頂後に河口湖ルート山頂へ行くと、
そのものすごい混雑振り、御殿場ルートとのギャップに驚きます。

昨夜、BS-TBSでエヴェレストの登山に関する特集をやっていましたが、
今や約50万円でヘリをチャーターし、BCまで入れるようになったとのこと。
日本でも同じような問題がありますが、
遭難に値しないような事由で遭難救助依頼をしたり、
ゴミ問題があったり、シェルパを使用人のように扱ったり、
果ては遭難救助ヘリの墜落事故があったりと、
「神々が住む山」と言われるような高山に対する畏怖感といいますか、
そういったものが希薄になってしまったように思えてなりません。

エヴェレストですら、そこまで身近な山となっているのですから、
いわんや富士山をや、ということは推して知るべし、です。
せめて・・・富士にゴミ箱がない意味を考えようよ。
雲がある位置まで登るのだから、天候の急変には備えようよ。
みんな「登りたい」という気持ちで登っているのだから、
気持ちよく登れるように、お互いに労わり合おうよ。

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話は変わりますが、一昨日、あちこちのお山で揺れの測定している地震計が
大幅に振り切れました。
6月ごろから時折そうした現象がありましたが、
一昨日のそれは目視不能なほどの振り幅であり、
明らかに異常値と分かるものでした。

ところが先ほど再度確認したところ、
どうしてか測定グラフ値が正常に近い値に大きく変わっていました・・・。
何でしょうねこれ？？
http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_rsam.html
修正されたことについて特に説明がなされていない上、
以前にはなかった「注意事項」なるものが追記されています。
いろいろと勘ぐりたくはありませんが、
日本って、測定データを隠したがりますからね・・・。

※異常値が出力されたグラフが表示されているページ
http://trend7777.com/1560.html

いずれにしても、3〜5年以内に、富士山が噴火する可能性が高いとのこと・・・。
その前に私たちが出来ることは、何なのでしょうか。
情報を正確に見定め、考えていきたいものです。