我が家の原付

昨夜、仕事を終えて退社後、自宅最寄り駅に着いて、
原付で駅から自宅と反対方面のスーパーに向っている途中で
急にエンジンストールして止まってしまった。
普段は駅まで自転車で通勤しているが、
往路が上り坂で受傷した腰に負担がかかるので、
原付を使っていたのだが、これが完全に裏目。
故障場所から自宅まで距離にして6kmほど、
こともあろうにそこから押して帰るハメに。

原付は10年以上前に中古で譲り受けた2ストロークのホンダ・ディオ、
1993年ごろ式で推定36,000km以上走っている超ご老体なので、
さすがにもうアウトかと思ったのだが、
たまたま予備のプラグを持っていて、プラグレンチだけなかったので、
今日JAFを呼んでプラグ交換してもらったら見事復活。
2ストなのでオイルを注ぎ足す以外はろくにメンテナンスもせずに
ただ乗りっぱなしで20年稼働しているんだから、
昔の工業製品の耐久性は凄い。

昨夜の帰りは下り坂メインだったから、
腰の患部への負担はそれほどでもなかったにしても、
延々と原付を押して歩いたので、よいリハビリ？になったかも。
受傷以来、久々に冷や汗以外の汗をかいた。

なおこの原付、2年半ほど前に自宅駐輪場で盗難に遭い、
数ヶ月後に自宅から10数km離れた駅の駐輪場で発見されたときは、
コード類がすべて切断され、カウルが破壊された無残な姿だったが、
中古カウルをヤフオクで買い、色がバラバラだったので同じ色に塗装し、
コードを1本ずつ繋いでいき、空になっていた燃料を補給し、
市役所に行って盗難時点で抹消したナンバーを再登録して復活、
現在に至っているので、ボロながらも愛着たっぷりなのだ。
ぼくの壊れた膝や腰なんぞよりもよっぽど頑丈。
まだまだ頑張ってほしいもんだ。