車のない生活になって3ヶ月経った。
車がないことで、つい最近までガソリン価格が
8週連続で値上げされていることを知らなかった。
原付の燃料が減っていたので、久しぶりにガソリンスタンドへ行ったら、
レギュラーガソリンのリッター単価が161円になっていた。
50リットル給油すると、8,000円を超える計算だ。
通算13年間、それも割合ヘヴィユーザとして車に乗ってきた身としては、
車がない生活がどうなるか、いささか想像に困ったものだが、
ないと、ないことすら忘れてしまうことに今更気が付いた。
20年前は、携帯電話もなかったし、パソコンもなかった。
通信手段の大半は、固定電話と手紙だった。
それで不便だと思いもしなかった。
それが今はどうだ。
LINEのやりとりですぐにレスポンスがないからと言って、
人を監禁拘束するような事件さえある。
ぼくも、多くのひとびとと同様にLINEは使うし、
FacebookもTwitterもmixiも使っている。
こうして掃溜めのような用途でヤマレコも使っている。
では、これらがなければ生活が立ち行かないかと言えば、
到底そうは思わない。
かつて、誰にも読まれることがないというのに、
ひたすら文字を書き連ねていた時があった。
いや、誰かに読まれること自体がそもそも目的ではなかった。
ただ、書き連ねたいという気持ちで書いていただけだった。
その頃のぼくにとって、それで十分だったではないか。
車が本当に必要な時には、レンタカーを借りればよい。
本当に必要なやり取りは、リアルタイムを欲するのなら、直接会えばよいし、
時間に迫られていなければ、手紙を出せばよい。
さて、今の自分から無くしても成り立つものをひとつずつ削っていったら、
一体何が残るのだろう？
そんなに多くのものが残るとはとても思えないし、
裸になってしまえば、実は大して多くのものを必要としていないのかもしれない。
車のない生活になって3ヶ月、そんなことを思う。
motchさん、今晩は
そんな思いに Yes I do！ です。
昔の人は良い事を言いました、『裸一貫で・・・・・』そうなんです、もともと人は裸で生まれて来たのモノなので・・・。
で、残すモノは・・・・やはり昔の人は良い事を言いました。『トラは死して皮を残し、人は死して名を残す』おあとが宜しい様で
こんばんは。
あれもこれもあると、なかなか裸にはなれないものですが、
裸になってみたら案外楽なんだろうなあと想像しますね。
今の世の中が恵まれてるのか、そうでないのか、
よく分からなくなってきます。
まあ、昔ばかりが良かったとも思いはしないですが・・・。
全くその通りですね。
僕もそういうことを考えてみるのが好きです。車も携帯も無い世界にいつも憧れています。
この前、高校時代のクラス日誌を持っていた同級生がいて、見たら、みな未熟だけどひたすら文字を書き連ねていました。あれで十分なんだなあ。あんなようなことをしているんだなあ、と思いました。
よねやまさんの生活様式と言いますか、
お山の道具とかも「あるものを活かす」というのが多くて、
すごくいいなぁと常々思っています。
日常生活に限らず、お山でも、
やれGPSマップだの、トレッキングポールだの、
軽くて頑丈で防水性の高いテントだの、
無意味にオーバースペックなレイヤリングのすゝめだの、
そういうのが溢れるほど、人間本来の力が
失われていくような気がしてならないです。
昔の自分が書いた文なんかを見ると、
衒いも何もなく、素で直線的で、
ホントに自分が書いたのか、と疑いたくなるくらいですが、
あるいはそれも失われた人間本来の力なのかなあ、
などと思ったりもします。
こんばんは、初めまして。
恥ずかしながら、車ナイ歴＝年齢です。
公共交通機関が無い場所へは行かない（行けない）のが基本ですが、どうしてもという場合はタクシーかレンタカーですね。
生活必需品のように思っていたテレビが半年前に壊れ、修理するにも高いので処分してしまいましたが、いざ無くなってみると特に不便はなく、自由な時間が増えて電気代が1割近く減りました。
あって当然のものを急に止めるのは勇気が要りますが、本当に必要なものだったかどうかは止めてからじゃないと分からないものですね。
こんばんは。初めまして。
まったく仰る通りですね。
止めて初めて、本当に必要があったか
なかったかの判断がつくと思います。
以前はどこに行くにも車を使っていましたが、
現居住地が割と交通の便が良いのと、
電車だと入山地と下山地を別にできることもあって、
気づけば車にあまり乗らなくなりました。
かつては車いじりにも熱中していたこともあり、
手放すときはやはり色んなことを思い出しましたが、
無くなってみれば維持費が大きく減り、
それに反比例するような不便性も特に感じていません。
電車だと、下山後に寝られますが、
車では居眠り運転するわけにはいかないですもんね。
当分の間、車は必要ないな、と感じています。
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