あっという間の3ヶ月間、冬山教室も昨日の修了式で終了。
山のプロの方々の、歩行技術、山へ向かう姿勢をこの3ヶ月間見て、
会話の中で山での経験談など話を聞いたりする中で、
本当に山で強い人というのは、
技術が高く知識と経験が豊富なのは当然で、
その土台が骨の髄まで染み付いているからこそなのか、
考え方や生き方が柔軟で、冷静、察知能力に長けていて、
視野が広く、そしてとにかく明るく、ポジティブに、
生きて、それを長く同じペースでずっと歩くことと同じように、
続けていける人なんじゃないかなと感じました。
雪山下山時のトレースの歩き方とか、
アイゼンを履いた時の足の捌き方、角度、
ホワイトアウトした時のルート判断の方法とか、
歩行の途中途中で、教えてもらったことなど初めてで、
そんな小さなアドバイスだけど、実はとても重要なことを、
雪山の現場でたくさん意識させられ、知ることが出来たことは、
これから私自身は、登山にどう向き合いたいのか、
現状維持ではなくステップアップしたい意識も再確認出来たし、
じゃあその為にはどうしたいのか、
何がしたいのか改めて真面目に考える、とてもいい機会になったと思う。
高く登ろうと思うなら、
自分の脚を使うことだ。
高い所へは、
他人によって運ばれてはならない。
人の背中や頭に乗ってはならない。
-ニーチェ
ってことで、まずは、来月のクライミング教室で、
真面目にロープワークの勉強をして、
きちんとビレイの講習を受けて来ま〜す
そうそう、修了式の朝、さっかく大倉の麓にいるので、
5:00くらいに大倉出発、塔ノ岳ピストンやって、
何とか2時間切れたっ、、、、けどたったの2分だけ
まだまだゆるいわ、、、
下りは1時間10分程で下山。
途中、キツツキのドラミングが聞けて、やっぱり早起きは最高に気持ちいい。
もう春はそこに来ていました