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丹沢山塊の最高峰蛭ヶ岳、運が良ければ東京の立川あたりから、その山頂にある山荘の存在を肉眼で確認できます。
玉川上水から立川まで多摩都市モノレールで通勤をしています。南北に高い場所を走るモノレールからは、東の車窓には新宿などの高層ビルやスカイツリー、西の車窓には南側から丹沢山塊、富士山、大菩薩連嶺、奥秩父の山々、天気が良ければ北側には雪をいただいた日光連山までの展望が広がります。
この時期日の出の時間は7時少し前。7時からのわずか10分間、日の出間もない太陽の光が蛭ヶ岳山頂にある山荘の東向きのガラスに反射してキラキラと光るんです。もちろん山荘やその窓が見えるわけではなく、山頂にキラキラした光が見えるのです。
先日の大雪で、丹沢の山々は真っ白。この束の間のキラキラの光を見つけて、仕事に行くちょっと憂鬱な気持ちが、今日の天気のように晴れました。
この現象、日の出の時間帯や方角によって見える時間帯や場所が変わるのでしょうか、多摩都市モノレールの通勤で目にするのは、冬のこの時期限定です。帰宅時間帯によっては12月から1月に、ダイヤモンド富士を日没時に見ることもできるんです。
定年まで一年余、こんな光景にあと何回出会えるのだろうか。
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